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200705151822

日本人の女の子求む!?

ワーホリメーカーがオーストラリアで「稼ぐ」というと、地方での季節労働だろう。だが、セカンドワーキングホリデービザを狙うのでなければ、パースシティ中心部にいながらピッキング並みに稼げる仕事もある。

日本食レストランの求人が多いが、その標準的な時給の倍以上なのが、レンタカー会社の洗車の仕事だった。条件は国際自動車運転免許(マニュアル)必須。

まずスビアコ支店で働いた。洗車に使うホースは、日本のようなジェット噴射の高性能なモノでなく、ただのホースにスポンジで手洗い。掃除機をかけ、拭き取る。
次々と帰ってくる車を洗って駐車場に戻すのが仕事。ボスは窓の拭き跡も嫌う。次のお客さんが待っていることも多く、Hurry up! Customer waiting!とせかされる。1日10分以下で洗わないと間に合わないことも多かった。
ピカピカに仕上げる!というより「いかに短時間でピカピカに見せるか」が求められるのだ。

肉体労働でボスも厳しかったが、仕事が出来ればきちんと認めてくれる人だった。
時給制だから洗う車がないときは掃除や雑用もする。ヒマな日は早く帰ることもできた。オージーしかいない職場だったが、指示が理解できればよい。

その後ウエストパースの大きな支店に移動した。完全歩合制で週2日になったが、それでもウエイトレスで週5日働く友人と同じ給料だった。ボスも楽しい人でワークメイトとも仲良くなり、英語力もみがける楽しい職場となった。

これは男性向きでは?と思うだろう。だがボスいわく「これまで沢山の国のクリーナーを雇ったが、日本人の、しかも女の子が一番理想」なのだそうだ。それはまじめに働いて、仕事が丁寧だからだと言う。

やめる時には多くのワーカーが洗車場の天井にマジックで自分の痕跡を残している。
また、会いに行きたい。私にはそう思わせてくれる職場だった。

この仕事につくには、早めに履歴書を持って行き希望しておくか、すでに働いているワーカーに伝え、やめる時に紹介してもらうのが確実かもしれない。
目印は、黄色いレンタカー会社だ。
2007年05月15日(火) written by JUN from (オーストラリア)
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