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オーストラリアはイギリスに似ている!?

オーストラリアはイギリスに似ている!?
オーストラリアの信号マーク
(横断歩道手前にある看板)
「オーストラリアはイギリスと似ているんでしょう?」という質問をよく受けます。私はかつてイギリスに住んでいたためこうした質問を受けるのですが、Yes/Noの回答は難しいことが多いです。国民性や英語の発音の違いなどはありますが、そうした個人差が生じる点を除き、見ていきましょう。
道路はオーストラリア、イギリス共に左側通行です。交通ルールもほぼ同じで、「ラウンドアバウト」(ロータリー交差点に類似)が存在します。ただし、歩行者用の青信号は、オーストラリアは人が左向きに歩くサインである一方、イギリスのそれは右向きに歩くものになっています(写真参照)。どちらか一方に慣れていると、違和感を覚えます。

次に、先日過ぎた母の日。オーストラリアは日本と同様5月の第2日曜日ですが、イギリスはイースターの2週間前ですので毎年日にちが変動します。習慣は両国とも同じで、カードや花束を贈ります。

オーストラリアはイギリスに似ている!?
こちらはイギリスの信号
最後に英語の表現です。もちろん、英連邦の国ですのでイギリス英語を踏襲していることには間違いありませんが、アメリカ英語を使用することもあります。オーストラリアならではの表現も多々あります。サッカーはオーストラリアではsoccer、イギリスではfootballとなり、ポテトチップスはオーストラリアではpotato chips、イギリスではcrispsとなり、両単語ともアメリカ英語が使われています。オーストラリア独自の表現となると、barbie(BBQの意)があげられます。もちろん、イギリスやアメリカでも通じますが、起源はオーストラリアと言われています。
このように、細かい違いが多いため、オーストラリアとイギリスは似ているんでしょう?という質問にはYes/Noの回答がとても難しいわけです。一方でこうしたちょっとした違いを見つける作業は大変面白いですので、違い探しをしてみてはいかがでしょうか。
2009年05月29日(金) written by 姐さん from (オーストラリア)
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