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ブリスベン名物?「ストーム」

ブリスベン名物?「ストーム」
このような空を見たら、
ストーム到来です
ブリスベンの11・12月は夏本番前の暑さが続く時期。若干天気が不安定な時期でもあります。気温は最高30度・最低20度で、昼間は天気もよいのですが、何分不安定な時期。日本ではなかなか経験しないような「ストーム」がやってきます。
ストーム(Storm)を直訳すると「嵐。強い風とともに雨、雪、みぞれなどが降り、雷や稲妻も伴うもの」となるようですが、まさにその通りです。11月に入った頃から、’possible late storm’(夕方ストームかも)という言葉をよく耳にするようになりました。そのストームとは?
すごい勢いで空の色が変わります。写真のような空を見た日は100%ストーム到来です。この約30分後にはゴロゴロ。日没の夕方6時半くらいになると、暗くなった空に頻繁にピカピカと光が走りはじめ、家中の窓がきれいに洗い流される程の激しい雨。そして運が悪ければ停電です。

ブリスベン名物?「ストーム」
この通り、川はカフェオレ色に
11月中旬にブリスベンは何度も大きなストームに見舞われ、多大な被害が出ました。全壊・半壊の家屋は合わせて4000世帯、過去20年で最大級の暴風雨と報道されました。また、ストームが治まった後も、トンネルが冠水したり、ブリスベン川を走るCity Cat(水上バス)もしばらく運行見合わせとなったりしました。普段は穏やかなブリスベン川もカフェオレ色に変色し、無数の枝などのゴミが流れていました。海が近いことから、海の生物への被害も懸念する声もあります。
ブリスベン名物?「ストーム」
City Cat乗り場も閑散としています
身近な人の中には、突然のヒョウで道路から跳ね返ったヒョウが顔に当たった人、5時間の停電のために、一家でキャンピングカーの中で過ごした人、などそれなりに不便な思いをしました。
一刻も早い全復旧を願わずにはいられませんが、自然の猛威は恐ろしいなと実感しましたし、地球温暖化の影響もあるのかもしれないと思いながら、夏本番を迎えようとしています
2008年12月12日(金) written by 姐さん from (オーストラリア)
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