寒い冬ならではのアクティビティ | デンマーク

フレデリクスベア公園で ソリを楽しむ子供たち。

今冬はデンマークをはじめヨーロッパ全域が大寒波に見舞われています。比較的暖かい南欧のスペインなどでも氷点下になるなど、これは異常気象とも言える記録的な寒冬です。これほど大規模な寒波はなんと１４年ぶりなんだそうで、こちらのニュースでも大きく取り上げられています。ヨーロッパ中でこの寒さによるホームレスの凍死例まで相次いでおり、ただ寒いだけでは済まされない深刻さを伴っています。
この寒波の影響で、雪が降ることはあってもあまり積もることはないデンマークですが、今年は結構な量の雪が降り積もっています。毎日が氷点下なので、以前に降った雪が溶けずにそのまま残っており、教会などの古い建物に雪化粧を施してきれいな街並みがいっそう引き立っています。

国全体がフラットで山のないデンマーク、雪が降っても他の北欧諸国のようにスキーをすることは残念ながらできないのですが、そのかわりに（？）このぐらい雪が積もると小高い丘へ登ってソリを楽しむことができます。シティの中心ノアポート駅近くにある公園や、フレデリクスベア公園は、ソリを楽しむ子供たちでいっぱい！でも見ていると、子供たち以上に同伴のお父さんが楽しんでいるようにも見える…童心に返ってキャッキャと一緒に楽しむ大人たちもたくさんいます。

他にもデンマークに点在する湖が凍れば、天然のスケートリンクに早変わり！自前のスケート靴さえあれば無料でスケートを楽しむことができます。もちろん安全面は事前にチェックされ、十分な厚さの氷が確認されているところですので安心です。
実は毎年シティ中心のコンゲンスニュートーにスケートリンクが設置されるのですが、今年はCOP15の影響もあり、維持費がかさむなどの理由でこの冬はシティでのスケートはできません。
他にスケートができるところは、フレデリクスベア公園横のミニスケートリンク。４５クローナでスケート靴がレンタルできます。

寒い冬、室内に閉じこもりがちになりますが、冬にしかできないアクティビティでなまった体をリフレッシュするのもたまにはいいですよ！