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デンマーク人の名前・インターナショナル版との違い

デンマーク人の名前・インターナショナル版との違い
(c)Colourbox
デンマーク人の名前と言えば、やたら同じ名前が多いのが特徴。あなたの周りにLouise、ChristinaやThomas、Martinは何人いますか?
そんなよくカブるデンマーク人の名前ですが、世界に通用するインターナショナルな名前を、と和えてデンマークにしか存在しないアルファベットを使わず、他の国でも比較的よく見られるニュートラルな名前をつける傾向も多いよう。ただそこで変わってくるのが読み方です。デンマーク語と英語圏では同じ綴りでも読み方がだいぶ変わってくる名前も多いんですね。今回はそういうデンマークでの読み方と英語での読み方で違う名前をご紹介。
男性の名前で一般的なものはJens、Jesper、Jonasなど、Jが付く名前。とても多いです。ただデンマーク語でJの発音は日本語でいうヤ行になるので、例えばJonasは英語圏ではジョナス、デンマークではヨナスと読みます。なのでJacobは英語ではジェイコブ、デンマークではヤコブ。
Jonathanは英語ではジョナサン、デンマークではなんと、ヨナタン!個人的にヨナタンという響き、子供にはとてもかわいいので好きです。(おじさんがヨナタンは…略)
ただ同じJを使う世界的に多く見られるJohnはヨンではなくそのままジョンと読みます。おそらく外来の名前だからでしょうか?

国籍問わず人気の名前のMichaelは、ミケルに近く、Christianはrの音が声門閉鎖音になり英語のそれとはかなり違った印象になります。Simonはデンマークではサイモンではなくシモンに、Thomasはトーマスと伸ばさずトマスに、Patrickはパトリックではなく、ペートイックのような感じになります。

女性の名前でもJの影響は大きく、Juliaはジュリアではなくユーリアになります。
他にも女性の名前でインターナショナルな名前はCarolineなどですが、英語読みだとキャロラインがデンマークではカオリーネになり、Mariaはマリアではなく、rはこれまた声門閉鎖でカタカナでは書けない音になってしまいます。
Charlotteもデンマークではシャロテ。

こういう世界共通の名前を持つ人は、旅行先ではそのまま言っても通じないので英語読みで言うんだとか。同じスペルでもだいぶ印象が変わるこれらの名前、興味深いなあと思います。
2013年02月01日(金) written by 重千代 from (デンマーク)
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