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とってもオープンなデンマーク王室

とってもオープンなデンマーク王室
奥に座っているのが女王夫妻
デンマークには王様ではなく、女王様がいます。しかし政治には関わることはなく、あくまでも形式として存在している立憲君主制です。デンマーク王室はヨーロッパの中でも歴史が長い王室のうちのひとつなんだとか。
日本で『王様、女王様』というとかなり遠い存在のような気がしますが、ここデンマークでは王室と国民の距離が日本のそれよりかなり近く感じられます。

デンマークの女王マルグレーテ2世(72歳)は若い頃からヘビースモーカーとして有名ですし、水色が好きで服は昔からあるワードローブの中からローテーションで選ぶ(なので結構写真を見ていると結構服が被っているものが多い)という庶民派なところが親しみを感じさせるのか、国民から慕われています。デンマークが王室大好き!なのも彼女あってのことなんだと個人的には思うのですが。

彼女の夫のヘンリック王子(女王の旦那さまの称号は王子になるんですね〜)はフランス出身で、結婚当時はスノッブなイメージであまり人気がなかったらしいんですが、彼は歳とともに丸くなってきたようで最近はそこまで邪見にされていないようです。

先日、王室のサマーハウスがあるフレデンスボーで、珍しい野外礼拝があったので行ってきたんですが、たくさんの一般人に混じって現れたのはマルグレーテ女王とヘンリック王子。ラフな服装でSPはたった一人…!

周りも見慣れているのか気がついていないだけなのか、誰も気にも留めていなかったのですが、彼女を近くで見るのは初めてだった自分は挙動不審になってしまいました(笑)。

礼拝が終わり、彼らはあっさり姿を消してしまい残念だな〜と思っていた所、帰り道公園を歩いていると、ゴルフ用の小さいゴーカート?が草むらを走り抜けていました。
誰がこんなとこを?!と驚いて見てみると、嬉しそうにそれを運転していたのはなんとヘンリック王子!子供のようにはしゃいでいたのがかなり微笑ましかったです。
彼の運転する車(女王も相席、王子とはうって変わって気だるそうだった…)は私たちのすぐ横を通り抜けていって、すれ違いざまに王子が私たちに手を振り満面のスマイルを振りまいてくれました!

この件があって、今まで何とも思っていなかったヘンリック王子、今ではマルグレーテ女王よりも気になる存在になりました(笑)。

短いワーホリ生活ですが、デンマークでは王室イベントがたくさんあって、オープンなので、もしかしたら彼らを見かけるチャンスがあるかもしれませんね。
2012年06月22日(金) written by 重千代 from (デンマーク)
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