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201101213707

デンマーク語の語彙を増やすには…?

デンマーク語の語彙を増やすには…?
神の子どもたちはみな踊る、の
デンマーク語版
ワーホリでデンマークに来る人で、デンマーク語を本気で勉強したい!という目標を持っている人はどれくらいいるんでしょうか…
デンマークは首都圏であれば英語がかなり通じますので、一年程度の滞在であればデンマーク語を全く話せなくとも生活する分には全く不便は感じないことと思います。
でも一応デンマークの母国語は当然ながらデンマーク語。ドイツ語と英語を足して二で割ったような、ゴエゴエとした響きで初めて聞く人を圧倒させるであろうこの言語、文法はともかく発音は本当に難しいです。

ワーホリでデンマークに来て、語学学校に通う人もいるでしょうが、一年やそこら通ったぐらいではデンマーク語は身に付かないのが現実。かくいう私も語学学校こそ修了してはいますが、自身の語彙の少なさに毎日がっかりしている始末。よく使う単語は毎日どうしても同じようなものなので、語彙が全く増えないんですよね…。

そこでどうにか楽しみながら語彙を増やそうと思い、今年はデンマーク語で本を読むのを日課にしようと思い立ちました。
日本でも実は読書はあまりしておらず、ネットの時間と反比例するかのように本を読む時間はどんどん少なくなっていたのですよね。本を読むのはもともと嫌いではないのですが。

全く興味の無いものを読んでも仕方ないし、一度読んだことのあるものをデンマーク語では読めないだろうかと思っていると、ちょうど本屋さんで村上春樹フェアが!なんと去年、村上氏がコペンハーゲンにあるこの本屋さんを訪れていたんだとか。
海外でも村上春樹氏の作品は人気が高いのはよく知られている事実ですが、デンマーク語にまで翻訳されている数少ない(もしかしたら唯一かも?)日本人作家です。
お手軽な値段だったので王道の『ノルウェイの森』他3冊ほどまとめ買いしてきました。ほぼ彼の全作品と言っていいのではないでしょうか、かなりの作品がデンマーク語に訳されて店頭にあったのには驚きです。

現在読んでいるのはEfter skaelvetという題のもの。一瞬日本語題がわからなかったのですが、『神の子どもたちはみな踊る』でした。skaelvetというのは『地震』の意味、ああ確かに…

一度知っているストーリーであると、若干わからない単語などがあってもすらすらと読めるものです。ああこういう言い回しがあったのかと、今更ながら気付くことがとても多いので読書はやっぱり侮れません。

デンマーク語の基本学習が終わったぐらいの人は、頑張ってデンマーク語の本を読んでみましょう。語彙を増やすとってもいい方法ですし、冬の夜長にはうってつけです。

2011年01月21日(金) written by 重千代 from (デンマーク)
Comment(2)


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この記事へのコメント

重千代 2011/01/22/05:26
ご指摘どうもありがとうございます。

店頭には彼のほぼ全作品が翻訳されていたので驚いたので、『これほど数多くの作品がデンマーク語訳されている日本人作家では彼が唯一では?』という意味だったのですが、誤解を招く書き方をしてしまっていました。

今後とも何かございましたらご指摘お願い致します。

bindeballe 2011/01/21/21:35
デンマーク語訳されている作家は、吉本ばなな、三島由紀夫、川端康成、大江健三郎他、俵万智など、他にもたくさんいますので。

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