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中世の香り、フレデリクスボー城

中世の香り、フレデリクスボー城
対岸からの眺めは最高
コペンハーゲンの北西に位置する小さな町ヒロゴウHillerod(oはスラッシュ)に、デンマークでも一二を争うぐらいに美しいお城であるフレデリクスボー城が建っています。
もともとHillerodは1910年までフレデリクスボーという名前で知られており、お城の名前はその名残です。
中世の香り、フレデリクスボー城
お城入り口の門
一番古いお城のパートは1560年で、フレデリック2世により建てられました。その後彼の息子であるクリスチャン4世がお城の大半を完成させたと言われています。
フレデリクスボー城は北欧で一番大きいルネッサンス様式の宮殿です。お城の周りを囲む水辺からの外観は、息を呑むぐらいの美しさ。このエリアは観光客のみならず、地元の人も気軽に散歩で訪れます。お天気の中こんな美しい景色を眺めながら、水辺に腰掛けてビールを飲んだりおしゃべりを楽しんでいるデンマーク人を見ると、なんとも贅沢だなあ、と思ってしまいます。

中世の香り、フレデリクスボー城
教会内
お城の中は博物館になっており、中世の王族の部屋がそのまま残されており当時の様子がそのまま体感できるほか、膨大な絵画コレクションもあるので見所たっぷり。
一番のおすすめは、お城の内部に設置されている大教会。突き抜けた高い天井はとても美しく、壁中に張り巡らされた国内外の権威者に授与されるデンマーク王室最高勲章の盾のコレクションはひとつひとつ年号と名前、授与者を象徴する絵が書かれており、これらを見て回るのは楽しいものです。(日本の皇太子が授与したものも飾られています)
この大教会、今も普通に教会として利用されており、デンマーク王室の結婚式などはもちろん、地元の人の結婚式や赤ちゃんの洗礼式などにも使われています。運が良ければ教会内でパイプオルガンの演奏をしている時もあり、その時に出くわした時は本当に感動しました。
最寄り駅のHillerodまでは、コペンハーゲンのS-togで行くことができます。市内から45分程度で行けますので、週末などにでも一度出かけてみてはいかが?

2011年07月22日(金) written by 重千代 from (デンマーク)
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