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デンマークでパーティーに呼ばれたら

 デンマークでワーホリをしていると、何かとパーティーに参加する機会が多いと思います。パーティーと言っても、日本でいう飲み会なのであまり気負う必要はありません。でも、いくつか知っておくべきパーティーのルールがあるので、今回はそれをご紹介しますね。

まず、パーティーに誘われたら。口頭で軽く誘われる場合はともかく、メールや書面で招待状が届いた場合、参加の有無の返信締め切りは必ず守りましょう。S.Uとあればそれが締め切りの意味。その日付までにホストに参加するかどうかを知らせないといけません。

 そして集合時間。ちゃんとしたパーティーであれば時間より早めに着いておくのが望ましいですが、ホームパーティーの場合、デンマークでは開始時間以前に着くのは親しい間柄でない限り嫌がられますのでご注意を。日本人なら時間前行動が身についている人も多いかもしれないですが、ホームパーティーであれば早く着くより遅れていく方がいいです。もちろん時間通りに行くのがいちばんいいんですけどね。

その際の手土産としては、デンマークではチョコレートやお花、ワインが定番です。何もいらないよ〜と言われても、ちょこっと何か持っていくのが礼儀です。この辺は日本と一緒ですね。ホームパーティーの支度は結構大変です。ホストに感謝する意味でも手土産は大事です。


 そしてパーティーに着いたら自己紹介。と言っても、デンマークでは自分の名前を言って握手するだけでいいので簡単。お会いできて嬉しいです、という意味のNice to see youに当たる言い回しは、デンマークでは別れの時に言いますのでこれも省略。ただその場にいる全員に、名前を言って握手して回る必要があるので、遅く着いて招待客が多い場合は挨拶だけで結構時間がかかったりするのですが(笑)。

食事の始まりはパンを配ることから始まることが多いのですが、ここで大事なのがデンマークでは『配給制』ということ。順番に次々と大皿料理が回ってくるので、参加人数を見ながら自分一人で取り過ぎないようにするのがマナー。食べたくなければお皿に取らなくても良いですが、横の人にちゃんとお皿を回すのを忘れずに!この時デンマーク人は結構チェックしています(笑)。


 そしてデンマーク人はやたらと乾杯をします。日本では最初だけですが、デンマークでは誰かが飲みたかったら自分からスコール!と言いますので、食事途中でもグラスを持たなくてはいけないことが多々あります。乾杯は何度あってもいいんですね。グラスをカチンと合わせる必要はありませんが、なるべく全員とアイコンタクトを取ってから口をつけるのがマナーです。

食べ終わったらフォークとナイフを利き手側に二本揃えておくと、食事終了の合図。お疲れ様でした〜!

初めは慣れないことが多く、戸惑うこともあるかもしれませんが、そのうち余裕が出てきて楽しめるようになると思います。デンマークでのヒュゲを体験してみてくださいね。


2016年11月08日(火) written by 重千代 from (デンマーク)
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