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デンマークデザインの集大成!ブラックダイヤモンド

デンマークデザインの集大成!ブラックダイヤモンド

デンマーク・コペンハーゲンのガイドブックには必ず載っており、北欧建築が取り上げられると必ずと言っていい程名前が挙がるのが、ブラックダイヤモンドことデンマーク王立図書館です。

ブラックダイヤモンドと呼ばれる所以はこの外観。
古い建物が多く歴史を感じさせるコペンハーゲンの街並に、かなり浮き過ぎている真っ黒の建物は存在感バツグンです。なんと外壁は黒大理石なんだとか。金持ちだなあ…

この図書館、実は北欧最大のもので、もともと1906年に作られた旧館の拡大目的で建てられた新館なのです。この旧館がまた古くてこぢんまりしており、かわいらしいなか、このブラックダイヤモンドと急に繋がって近代的になるのが全くもって不釣り合いで、少し可笑しくさえ見えます。

超近代的な外観に負けないほど内部もかなりすごいことになっており、曲線状の渡り廊下と洗練された階段、トイレやロッカー、館内のピクトグラムまでもが全て完璧なデザインと統一性!
これは建築・デザインマニアでなくとも、一度はぜひ行っておきたいところです。

もちろん図書館としての機能も超一流で、歴史的にかなりの価値があり億単位の値がつくと言われる貴重なものから学術系蔵書、専門書、一般文庫、写真集、楽譜、新聞やインターネットのコピーまで、全てで約3億とも言われる情報量を有しています。

学生や社会人はもちろん、テラスにはカフェも併設されています。たまに館内イベントでミニコンサートなどまであり、少し一息つきたい時などにリラックスできるおしゃれスポットとして、いろいろな年代の人が利用する場所となっています。

蔵書やイベント検索もできるオフィシャルサイト
http://www.kb.dk/da/index.html
2009年10月02日(金) written by 重千代 from (デンマーク)
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