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ハラル肉屋に行ってみよう!

ハラル肉屋に行ってみよう!
アラビア文字が目をひくハラル肉屋
デンマークの住宅街に行くと、結構な頻度で目にするのがアラビア文字で書かれたお肉屋さんや八百屋さん。コペンハーゲンの移民が多い地区になると、アラブ系のお店であふれていて、ここは中東?な雰囲気です。
今回はアラブ系のお店、ハラル肉屋を取り上げてみたいと思います。
イスラム系移民はご存知の通り豚肉を食べません。
鶏肉と牛肉、羊肉は食べるのですが、それもイスラム教の特別な戒律に従って加工されてなければならず(屠殺時にアッラーの名を唱える、血抜きを完全に行うetc)、それにのっとって加工されたものがハラル(halal)肉と呼ばれます。

なので多くのムスリムたちは、一般のスーパーで肉を買うことはせず(とはいえデンマークのスーパーで売られている鶏肉は、8割型ハラル肉だということはあまり知られていない事実にも関わらず)ハラル肉屋で買うことが多いようです。

一見アラブ人ばかりで入りにくいイメージがありますが、このハラル肉屋、実は日本人にとって結構掘り出し物が売っていることがあるので私はよく愛用しています。
ここでの掘り出し物というのは、鶏のモツ系(内臓)や牛タン!

普通のスーパーで買える内臓系というのは、牛の心臓や豚、冷凍の鶏レバーぐらいですが、鶏を丸ごとさばくハラル肉屋さんでは、鶏の砂肝や生の鶏レバー、スープや唐揚げにするとおいしい手羽先などが比較的安価で売られていることがあるんです。

砂肝は鶏の胃。筋切りをして洗うという下処理が面倒ですが、1キロ30kr前後とお買い得!高タンパク低カロリーで、さっと茹でてごま油と塩であえればかなりおいしいおつまみになります。レバーと一緒に煮たり、胸肉とネギなど串に刺して焼き鳥にしてもおいしいですよ。

たまに見かける牛のタンは、舌丸ごとどーんと置かれており、見た目はかなりグロテスク…
おまけに皮をむく下処理が結構力仕事らしく、私はまだチャレンジしたことはないのですが…いつか牛タンシチューや焼肉にしたい!と思っています。

普通のお肉よりも低価格で手に入るのが嬉しいモツ系。モツ系に加えて好き嫌いもあると思いますが、ラム肉などもおすすめです。

近所のハラル肉屋さんの品揃え、一度チェックしてみましょう!
2012年02月17日(金) written by 重千代 from (デンマーク)
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