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デンマークワーホリの準備 その1

デンマークワーホリの準備 その1

施行から5年が経ったデンマークのワーホリ。
他の国に比べて渡航者は少ないのでどうしても情報量も少なくなってしまいます。


今回はデンマークにワーホリに行きたいと思う人たちへ基本的な準備について書いてみたいと思います。





1:貯金する

当たり前のことなんですが、渡航前に十分な資金を貯めましょう。現在欧州全体が不景気でデンマークも例外ではありません。現地デンマーク人も職を手にするのに大変な苦労をしている中で、日本人が仕事を得るのは本当に大変。他の国のワーホリであれば日本人であることがメリットとなって仕事が見つかる場合もありますが、それも現地にいる日本人を相手にしているからであって、デンマークでは在留邦人自体が少ないのでそれもメリットにはならないんですね…。
円高が数年前より進み、5−6年前に比べるとデンマークの物価は円換算すればかなり安くなったとはいえ、それでもワーホリ中は何かとお金が必要です。ワーホリ中で仕事にありつけたらラッキーぐらいの感覚で、滞在期間中収入がないことを前提で貯金して来ることを強くおすすめします。

2:語学力(英語)をつける

デンマークでの公用語はデンマーク語です。しかし都市部であれば英語の通用度はとても高く、デンマーク語が話せないということで困ることは少ないでしょう。逆に言えば英語が使えないと八方塞がりということです。デンマークのワーホリをサポートするエージェントはまだまだ少ないので、基本的な生活の基盤は自分で整える必要があります。例えば住居探し、学校の申し込み、銀行口座開設などは自力でできる程度の語学力は最低限必要です。厳しいようですが、何かあった場合にエージェントに助けてもらえるだろう、行けばなんとかなるだろうというのはデンマークでは通用しませんのであしからず…

3:フォルケホイスコーレに行くか行かないか

まずデンマークのワーホリで他の国にない選択があります。それは国民高等学校(フォルケホイスコーレ)。デンマーク全土にある独特のカリキュラムを持つ学校制度で、デンマークだけではなく世界中から生徒を募って音楽やデザイン、建築や芸術など様々なことを体験できる自由学校です。全寮制なので、入学が許可されれば住居も同時に見つかるという訳。
ただ、学校選びは慎重に。『学校』とは言っても『勉強』する場所というよりは、どちらかと言えば自主性に任せられた趣味の延長線上にあるような位置づけと思っておいた方がいいかもしれません。授業はデンマーク語を主体に進められるのが大半なので、デンマーク語の知識がなければ十分に楽しむことができないというデメリットもあります。


フォルケホイスコーレについては次回詳しく書いてみますね。

2013年11月08日(金) written by 重千代 from (デンマーク)
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