ワーホリネット | ワーキングホリデーとは
20250616533

英国YMSビザが改定、 90日間の入国期限とVignetteが廃止。 渡英前のeVisa登録が必須に

 
6月9日、英国政府(UKVI)は、2025年7月15日からは90日間の入国許可証であるVignette(ビネット)が発行されなくなると発表しました。

昨年のBRP(カード型ビザ)廃止に追随した形になりましたが、これで物理的なビザが完全になくなります。


なお、ビザ審査後に変化のない状態でパスポートが返却されることになりますが、審査でパスポートチェック(埋め込まれたICチップの内容確認)は必要なので、今後もビザ申請時にパスポートを提出することになります。


 Vignette廃止以降は、英国に渡航する前に、UKVIアカウントを作成し、eVisaとパスポート内のICチップを紐づけすることが必須になります。


 なお、2025年7月15日以前にビザ申請をして、パスポートにVignetteが貼ってある方については、90日間の有効期限内に渡英し、英国内でUKVIアカウントを作成してeVisaとパスポート内のICチップを紐づけしてもよいし、又は、渡英前に同作業を行ってもどちらでもかまいません。

「渡英前にeVisaの紐づけ作業を済ませておけば、Vignetteの90日間の有効期限は無くなります」ので、いつでも好きな時に渡航が可能になります。

(※ビザの開始日以降に遅れて入国した場合は、遅延した日にち分だけ滞在が減ります。)





また、今後は、Vignette Transferの手続きをして新しい90日間のVignetteを取得する必要がなりなります。

Vignette Transfer(Vignetteを再発行する手続き)も廃止される予定です。


英国に渡航する前に、、eVisaとパスポート内のICチップを紐づけしておけば、万が一、Vignetteの90日間の有効期限を過ぎた場合でも、渡航延期の手続きをする必要はありません。

また、ビザ申請後にパスポートの更新をして番号が変わったり、パスポートを紛失したとしても、Vignetteを取得し直す必要がなくなります。
新しいパスポートを取得後に、改めてUKVIアカウントにログインをしてeVisaと新しいパスポート内のICチップを紐づけをすれば、渡英及び英国滞在できることになります。


 

英国政府 eVisaガイダンス

From 15 July 2025 you may not get a vignette if you apply for a study or work visa. Instead, you will need to create a UKVI account and get access to your eVisa before you travel to the UK. You’ll be told what to do when you apply.

https://www.gov.uk/guidance/online-immigration-status-evisa#if-youre-applying-for-a-visa-overseas




2025年06月16日(月) written by ワーホリネット from (イギリス)


イギリス関連の記事


 

[ おしらせ ]