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2021年度前期Youth Mobility Scheme 当選メールにて通知ミス

2021年度前期Youth Mobility Scheme 当選メールにて通知ミス

 2021年度日本のYouth Mobility Scheme(YMS)募集は、2月1日に当選者発表があり終了しましたが、その当選メールに重大なミスがあり混乱が生じているようです。


2020年12月1日のビザ改定で、YMSビザはそれ以前まで「6ヶ月」だったものが、「英国到着日の3ヶ月前から申請可能になる」というルールに置き換わりました。

- イギリスYMS申請が大幅に変更 3ヶ月申請や28日資金保持(2020年12月)
https://workingholiday-net.com/WhatsNew/weblog/article-20201205503.html


しかし、今回、当選メールの文言でこの修正が行われておらず、「6ヶ月」と記載されたまま配信されています。
これは通知ミスであり、正しくは「3ヶ月」となります。

この事実を知らないままビザ申請してしまうと、個人の渡航計画に3ヶ月の狂いが生じてしまいます。


 日本人のYMS「抽選」と当選メール「配信」については、UKVI(英国政府)は直接関与しておらず、在マニラ英国大使館が管理していますが、実際は外部の民間会社VFS Global社に業務委託されています。VFS Globalはビザ申請センターを運営している企業です。

この外部委託にやや問題があり、
抽選や当選メール送信については、毎回不具合が起きています。



 前回(2020年度前期)のミスは、一部の当選者に対して「落選した(unsuccessful)」というタイトルのメールが送信されてしまったことです。メールの文面は当選の内容なのにタイトルが落選という矛盾がおきていました。
この抽選は全員に結果が通知される仕組みですが、そのまま、不具合が解消されず、当選発表後に予定していた落選者への落選通知を取り止めたことで、大多数の当落結果が不明になり混乱が生じました。



2021年度前期のミスは、毎年使いまわしていた文面を今回もそのまま転用したのが原因で、「3ヶ月」と修正すべきところを「6ヶ月」のままにしてしまったということです。



 現在2021年に入ってからは、2020年度後期の方も「3ヶ月」で審査が進められており、もはや「6ヶ月」に戻ることはありません。

Youth Mobility Scheme(YMS)の英国政府公式サイトにも記載があるように、
現在は、、「英国到着日の3ヶ月前から申請可能」になります。

https://www.gov.uk/youth-mobility

How long it will take
The earliest you can apply for a visa is 3 months before you travel.




詳しい解説はこちら
https://workingholiday-net.com/UnitedKingdom/visa/evisa/mailLottery.html



2021年02月03日(水) written by ワーホリネット from (イギリス)


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