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2020YMS情報 ロックダウンに伴う英国ビザ発給停止について

2020YMS情報 ロックダウンに伴う英国ビザ発給停止について


英国ビザ申請センターが閉鎖される前に早めの行動を


 英国のロックダウンが2020年11月5日より、英国全土で実施されます。

この影響で、今春のロックダウン同様に、英国ビザ申請センターの閉鎖が予定されます。

よって、今回のロックダウンが長引き、英国ビザ申請センターの閉鎖が長期化すると、2020年度後期の申請者の方は申請が出来ないまま90日の提出期限が過ぎる恐れがあるので、閉鎖される前に、早めの申請をお勧めしています。


[ロックダウン初日の2020年3月23日、同日に行われたビザ申請センター窓口閉鎖]


冬季に空気が乾燥すると、ウイルスの水分が蒸発して軽くなるので空気中に長時間浮遊しやすくなり感染リスクが高まります。
2020年10月末、英国では新規感染者が1日に5万人を超えており、前回の春よりもロックダウンが長期化する可能性があります。



 11月1日、英国政府はロックダウンが2021年まで延長される可能性があると伝えています。
延長された場合、外国人対する渡航規制が再び強化され、ビザの発給は長期に渡って停止されます。



今回のロックダウンで影響を受ける英国YMSビザ

 
英国ビザ申請センターが閉館されると、以下でパスポートの提出と受領が共に不可能になります。

・2020年度後期のYouth Mobility Schemeビザ申請
・2019年度後期、2020年度前期のVignette TransferまたはReplacement手続き


また、ロックダウンが長期化し2021年1月以後も延長された場合は、2021年以後のビザ取得に影響します。

・2021年度Youth Mobility Scheme抽選募集の遅延または停止


英国ビザ申請センターが閉館すると、他のTier 1 〜 Tier 5のビザに関しても同様の影響を受けます。また、2021年から2022年初頭にかけても、コロナ禍が終息しない限り、このような状況が続く可能性があります。



英国ビザ申請センター閉鎖の日時は

 前回春のロックダウンと同様に、英国ビザ申請センターは閉鎖命令を英国政府から「その当日に」言い渡されるため、事前に閉館を知らせる告知を行えません。

突如閉鎖された場合は、たとえ予約済みで来館しても申請できないまま引き返すことになります。

閉館された場合は、後日、事後報告として、ビザ申請センターのホームページに掲載されます。
https://www.vfsglobal.co.uk/jp/en




パスポート受領後に渡航を遅らせたり、入国期限30日が過ぎた場合

個々の英国到着日の延期については、Vignette TransferとReplacementの方法があります。申告の際に提出するのは「パスポートのみ」で添付書類など不要です。
これらはビザ申請ではなく、パスポートに貼り付けてあるシール(Vignette)を新しい日付に貼り換えてもらう作業です。
よって、事前に最初のビザ申請を終わらせてパスポートを受領し、Vignetteを取得していないと申告できません。つまり、YMS申請と同時に延長手続きが出来ないということです。

※2020年12月末までの申請では、Vignetteの有効期限が30日から90日に延長されています。

【Vignette Transfer】
Vignette Transferは、最初のYMS申請でVignetteを取得した後に、有償で渡英日を延長でき、任意の英国到着日を指定できます。
https://workingholiday-net.com/UnitedKingdom/visa/evisa/Vignette_Transfer.html


【Replacement】
Replacementは、最初のYMS申請でVignetteを取得した後に、無償で渡英日を延長できますが、英国到着日を指定できません(Vignetteの再発行日が到着日となります)。
※ただし、Replacementは2020年12月末までの制度。
https://www.vfsglobal.co.uk/jp/ja/news/important-information-about-uk-visas-that-may-have-expired


なお、Vignette TransferとReplacementは、どちらも、YMSとして2年の滞在ができなくなります。実際の英国到着日が、最初のYMS申請時の予定日から遅れた日数分だけ滞在期間が減ります。


新型コロナウィルスに関する英国の最新情報について

個人ブログや私設サイト、留学エージェントの情報は解釈が間違っている場合がありますのでお勧めしません。
以下の、政府公式のホームページを確認するだけで最新かつ正確な情報を得られます。

・在英国日本大使館
https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/corona.html
※英国政府の新型コロナウィルス関連情報ページへのリンクがあります。

・日本政府外務省(英国への渡航おける注意喚起)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_154.html#ad-image-0


・ワーホリネット公式のtwitter
現在Youth Mobility Schemeビザ情報がメイン
https://twitter.com/wh_news



2020年11月03日(火) written by ワーホリネット from (イギリス)


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