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2020イギリスYMS抽選、当落の結果が不明のアクシデント発生

2020イギリスYMS抽選、当落の結果が不明のアクシデント発生

 2020年度日本人のYouth Mobility Scheme(俗称、イギリスワーキングホリデー)の第一回目の抽選と当選発表は既に終了しており、当選者による本格的な申請期間に移行していますが、ここにきて当落の結果が不明のアクシデントが発生しています。


昨年の英国のEU離脱決定をうけ、英国政府のビザセクションは混乱しており、日本人のYouth Mobility Scheme抽選の開始発表が遅れたり、トラブルが続いています。


 日本人のYouth Mobility Schemeの第1回目の抽選は、2020年2月5日に当選メール、2月7日に落選メールが送信される予定になっていて、エントリーした方全員が当落の結果を知ることができるようになっています。

しかし、両日とも連絡が届かないトラブルが多く発生し英国政府のミスが生じている模様です。

 2月7日に落選メールが正しく配信されていないため、2月5日に配信された当選メールも当選者の全員に正しく配信されたかどうか不明であり、このことからも、担当者のミスかコンピュータープログラムの不具合が起きた可能性があります。

もし、落選メールが正常に配信された履歴があるにもかかわらず、当落の結果が分からない方が複数存在する場合は、担当者のミスによって最初から複数人が抽選から除外されていた可能性があり、その場合は「第一回目の抽選のやり直し」が生じます。

日本人の場合は年間1000名と英国の入国管理法(Immigration rules)で定められており、1000名以上になりません。1月の第一回目で800名が当選しているので、もしこの時期に当選者の追加を行う場合は、最大200名となり、そうなると7月に予定されている第二回目の抽選応募受付は無くなる可能性があります。


 2月5日に当選メール、2月7日の両日とも連絡が届かない方は、まず英国政府(UKVI)にクレームを詳細に(英語で)伝えてください。

内容は日本国籍者のYMS抽選であること、抽選にエントリーした日や氏名・生年月日・パスポート番号・応募メールアドレスなど送信済みの個人情報と、2月5日と7日の両日とも連絡が届かない旨英語で具体的に説明しないと状況を把握してもらえません。
(受付担当者は英国政府の方でないので、日本人が抽選によるビザ申請と知っているとは限りません。)


・英国ビザ申請センターや英国政府への苦情・クレーム(無料)の宛先の説明

https://workingholiday-net.com/UnitedKingdom/visa/evisa/Visa_examination.html#Complaints-Gov


 過去には(日本人のYMS申請が抽選ではなく先着順だった時代)、2011年度のYouth Mobility Schemeの受付で本来1月1日から始まる先着受付が、担当者の受付ミスで、1日前の12月31日に1000名の受け付けが全て完了してしまうトラブルが発生し、日時を改めてYMS申請の応募をやり直した事故がありました。
この時、既に受けたYMS申請の取り消しと先着受付のやり直しが生じたため、英国政府はこの事態を重く受け止め、翌年の2012年度から先着順ではなくメールによる抽選に変更されて現在に至っています。


・Youth Mobility Scheme抽選方法
https://workingholiday-net.com/UnitedKingdom/visa/evisa/mailLottery.html


・Youth Mobility Scheme申請方法
https://workingholiday-net.com/UnitedKingdom/visa/evisa/Lottery.html




2020年02月09日(日) written by ワーホリネット from (イギリス)


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