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202011106662

NZ国民選挙の結果発表と驚く投票率は!? 
Amazing voter turnout of NZ election

NZ国民選挙の結果発表と驚く投票率は!?
写真提供:NZ Herald.co.nz

こんにちは。久しぶりのNZからのブログ更新です。
南半球にあるNZはご存知のように季節が日本と逆。これからどんどんいい季節になっていきます。
桜の季節も終わり、緑がとても綺麗な時期になってきました。そんな中に先日行われた総選挙のことについて書きたいと思います。






 今回の総選挙の目的は4つ。
1、NZ首相を決める
NZには正式に登録してる党が17あり、その中で自分がサポートする政党を一つ選びます
2、下院議員を決める
地域で立候補している小選挙区の地方議員一人をで選びます
3、安楽死・尊厳死の仮法案を可決するかを決める
仮法案について国民に知ってもらい、それに支持するかどうかを選ぶ
4、大麻を合法化の動きを進めるかどうかを決める
大麻を支持するかどうかを選ぶ

はじめに簡単に説明すると、ニュージーランド議会は、定数 120 名の一院制で構成されています。選挙区比例代表連用制を取り入れていて、各党の議席数は小選挙区の得票率に応じて決められ、議会にも様々な意見が反映されるようになり、議会に多様性が持ち込まれたと言われています。

 
1、予想通りJacinda Adarn首相の再選決定
Adarn首相が所属するLabour党49.1%、National党26.8%と大差をつけての圧勝!
2、全国でLabour党がかなりを占める結果。
Labour 43seats、National 26seatsとLabourが全国でも大活躍。全国で65の選挙区がありますが、南島のLabourの威力は大きく、17選挙区の全てがLabour党の議員が当選しました。
そして、もう一つが、Labourの一党だけで政権を作れたのですが、前回同様Green党の連立政権を決めました (NZ First党は外された)。
3、安楽死・尊厳死は65%の賛成票で可決しました。
それによってNZは1年以内にThe End of Life Choiceという法が正式にスタートします。
4、大麻に関しては、かなり僅差でNoになりました。
Yes:48.4%、No:50.7%。これによってLabourでの次の3年間はこの法案を進めることはなくなりました。

 私としては、思った通りの結果になったと思います。驚くことに、投票率が82.5%(79.8% in 2017)!!日本は半数をちょっと超えるくらいではないでしょうか。これを見ても、国民が選挙にとても興味を持っているということがわかります。

前回もLabour党が首位でしたので、この選挙後に大きく変わることはないと思いますが、国民が政治に興味を持つことによって、もっと身近に感じることができ、議員との間ももっと近く感じることができます。個人的な意見を言い始めると長くなりますので、また追々書いていこうと思います。



2020年11月10日(火) written by lovey from (ニュージーランド)
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