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地震から1000日。その後は・・

地震から1000日。その後は・・
最近開通したNew Regent通り
 今年は暖冬だと言われていますが、未だ非常に寒い日が続いているクライストチャーチ。少しずつ日が暮れるのも早くなってきました。こういう時はこれから暑くなってくる日本がうらやましくなる瞬間でもあります。
さて、今回はクライストチャーチ地震から1000日経ったクライストチャーチの状況をお伝えします。

地震から1000日。その後は・・
ついつい座りたくなるかわいいベンチ
クライストチャーチにいらしたことがある方は記憶にあるかもしれませんが、New Regent通りがやっと開通しました。とてもかわいいお店が並ぶ石畳のステキな通り。ただ、道が開通しただけですべてのお店が開いているわけではなく、数件のカフェ、宝石や、ファッジ(お菓子)、その他Mrs Higginsというクッキーやがやっとオープンした感じです。半分くらいオープンしてる状態です。しかし一番変わったのは、その通りからエーボン川までストレートで行けるようになったこと。以前はその間にBNZ銀行の5−6階建てのビルが建っていましたが解体されました。
そして、そこの通りとクロスするGlocester通りも開通しています。図書館やJapan Bakery、Samurai Bowlなどがあった通りと言えばチャーチに来たことがある人は分かるかもしれません。その通りには、ガーデンシティを意識したステキなかわいいベンチがあります。

地震から1000日。その後は・・
まだまだ先行き未定なクライストチャーチ大聖堂
さらに少し歩くと一番のメインストリートのコロンボストリート。ここもほぼ開通しましたが、あとはカセドラルスクエアの大聖堂のところだけまだ通行止めです。ちなみに、この大聖堂は未だに解体はほぼ決まっていますが、その後の行方がまだ未定です。以前ここでも書きましたが、3つの案があり、その予算や日程などでまだまだもめていて進んでいません。
ただ、進んでいると言うと、その大聖堂を建てるまでの暫定的な教会として建てられている、ダンボール素材で作られる大聖堂。これは、日本人建築家のBan Shigeruさんがデザインしたもので、これからも教会としてだけではなく観光名所としても注目されています。最近やっとステンドグラスが入りもう少しかな・・と思っているのですが、もともと4月完成予定だったものが、遅れに遅れているようです。遅れるのは当たり前のことなので、しょうがないとは思いますが、早く完成を見たいと思っている人は多いはず。

地震から1000日。その後は・・
ダンボール素材で作られている大聖堂
未だ保険会社ともめていて、家の修復も終わっていないおうちもあり、先行き不安なこともありますが、これからさらに加速度を上げて復興が進んでいくようで、それによって求人も増えていき、クライストチャーチ自体の経済は活性化するといわれています。ぜひ今後のクライストチャーチに期待していてくださいね。
2013年06月11日(火) written by lovey from (ニュージーランド)
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