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NZより。 モスクでのテロの後

 こんにちは。夏も終わりに近づいてきたクライストチャーチよりブログを更新します。

3月15日お昼過ぎに、全くクライストチャーチらしくない驚く事件が起こりました。
単独犯によるモスク2箇所による襲撃テロがありました。それによって50人もの無実の犠牲者が出ました。その他にも現在クライストチャーチ、オークランドの病院でまだたくさんの方々がその後の怪我の治療で入院中です。亡くなった方々へ本当に心よりご冥福を申し上げ流とともに、そのご家族、友人の方々のことを思うと心がとても痛みます。



NZより。 モスクでのテロの後
事件があったモスク。
ハグレーパークのすぐ横です。

 私たちの首相は、Jacinda Ardarnという38歳の女性です。彼女はその事件以来、最高のリーダーシップを見せています。それこそ、様々な分野の方から、ノーベル平和賞への受賞を讃えられるほどになっています。その首相の被害者やMoslim教の人への配慮や言葉の掛け方、セミオートの銃への法律の変更など事件後の行動はとても素晴らしいものです。

 彼女の言葉で、

犯人の名前を言わないし使わない、彼は名前を呼ぶ価値もない。
覚えておくべきことは、犠牲者の名前だ。
犠牲者はNZ人。「They are US」。この国に人種差別主義者はいてはならない。

などと様々な心に響く名言を様々な場面で伝えています。彼女のおかげで、私もこの「US」の一人としてニュージーランドに住んでいることに誇りを持つことができます。


NZより。 モスクでのテロの後
私もスカーフを巻いて
式典に出席。

 クライストチャーチはまだテロの危険度が上がっているかと思いますが、国民全体が人種差別反対に関してとても意識が高い国になろうとしています。この苦難を乗り越えて、さらに国民が一体となった素晴らしいニュージーランドに育っていくことを祈っています。

2019年04月02日(火) written by lovey from (ニュージーランド)
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