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201009213527

クライストチャーチ大地震

クライストチャーチ大地震
いつも賑わうリカトンロードが
地震のために通行止め
 ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、9月4日土曜日の早朝、クライストチャーチにマグネチュード7.1のとても大きい地震がありました。
幸いなことに死亡者が出なかったため、あまり世界的にも大きなニュースになっていませんが、歴史的な建築物が立ち並ぶクライストチャーチには大きなダメージを与えました。歴史をさかのぼると、マグネチュード7以上の地震がここカンタベリー地方に起こったのは100年以上前の話。この地震により、クライストチャーチの風景が大きく変わってしまうだろうと言われています。
クライストチャーチ大地震
大好きだったカフェも営業停止中
さて、幸運にも死者が出なかった要因がいくつかあります。
1)地震が起こったのが早朝でしかも土曜日であったこと
これが平日の日中に起こったら必ず死者が出ただろうと言われています。

2)クライストチャーチの多くの建物が木造であること
木造の家はフレキシブルであり、地震に強いといわれています。特にダメージがひどかったのは古いレンガ造りの建物でした。ただ、木造の家も、煙突はレンガでできているものが多いため、煙突だけ被害にあったという家もありました。

3)高い建物が非常に少なく平屋が多いこと

4)人口密度が他の都市と比べ少ないこと

5)ガスを使うおうちがあっという的に少なく、火事などの2次災害が少なかったこと。

などが挙げられます。

ちなみに、私の家は地盤がしっかりした地域で、電気と水道が一時的に止まったものの数時間で復旧されました。しかしながら、一番被害を受けた川沿いのAvonsideという地域では、電気が復旧するのに1〜2日。水道に関しては4日かかったそうです。

クライストチャーチ大地震
廃墟決定のビルが
無残にも崩れ去りました
この地震でダメージを受けた建物すべてに監査員が立ち入り、赤(非常に危険:立ち入り厳禁)・黄(危険:立ち入り禁止)・緑(安全)のステッカーが入り口に貼られます。黄色い上のステッカーを貼られたビルや家には立ち入ることができず、この地震のためビジネスを休止または辞めざるえなくなった人たちも多く見られます。こういう人たちに、政府から素早い補助金のサポートもありました。

クライストチャーチ大地震
赤いステッカーは非常に危険のマーク
さて、地震後半では、クライストチャーチの人たちやクライストチャーチ市、ニュージーランド政府がこの地震でどのような行動をとったのかをお伝えします。
2010年09月21日(火) written by lovey from (ニュージーランド)
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