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2013フランスワーキングホリデー取得厳しく、専門職の制限

2013フランスワーキングホリデー取得厳しく、専門職の制限

パリでデザイナーや、美容師、パティシエなどの人気の職に就けるというあこがれから、フランスのワーキングホリデービザに申請する人もいるでしょう。しかし現在フランスワーキングホリデーではこれらを含めた専門性の高い職業に就くことが強く制限されています。

フランスワーキングホリデーの定員は年間1500名ですが、発給数が年々減少しており、ビザの発給数が2011年、2012年と連続して定員をかなり下回った事が大使館への調査で明らかになりました。原因の一つに申請者自体が少子化で年々減少していることが挙げられますが、同時に年々審査が厳しくなってきていることが第一にあるようです。

ワーキングホリデービザとは滞在費用を補うことを目的として付随的に労働が認められているだけで、あくまでも主要目的は観光のためのビザとなっていますが、申請者の真意を調査するために、フランスワーキングホリデーでは申請時に動機作文を提出することになっています。他の国にないユニークな審査方法ですが、渡航者の真の目的が分かるだけに動機がワーキングホリデーの趣旨にに沿わない場合は却下されることが多いようです。

フランス大使館のホームページでも申請書類の不備は却下の対象として注意を喚起していますが、実際は申請の動機や渡航目的がワーキングホリデーに相応しいかどうかが一番重視され、申請時に提出する動機作文に専門職での就労を挙げた場合はビザの取得が困難になります。

2013年度は特に厳しくなっていて、有給無給など就業形態に関係なく、建築士、デザイナー、美容師など資格を必要とするような専門職の労働や、調理師、パティシエなどの研修を目的とした渡航は、全面的にワーキングホリデーとして申請を拒否する傾向が強く、申請者の履歴書などから、経験のある者は別途「専門職で就労しない」旨の宣誓書を提出する規定になっています。また同様に就学に関しても、フランス語の上達、スキルアップなど語学が目的で学生ビザが適当と思われるような場合は認可されません。

フランスワーキングホリデーの申請にあたり、現地での自分の滞在スタイルが本当にワーキングホリデーの「観光目的」という趣旨に合っているかどうかをよく考えて、そうでなければ就労ビザや研修ビザ、あるいは学生ビザも検討しておく必要がありそうです。


フランスワーキングホリデー
http://workingholiday-net.com/France/



2013年06月10日(月) written by ワーホリネット from (フランス)


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