パリの場合、じゅんく堂書店、文化堂書店という日本の書籍を専門にした本屋または日本食品店の掲示板に不動産関係のアノンスでの情報があります。 日本人が大家さんであったり、前の借り手が日本人であったりと日本語でコミュニケーションをとることが可能な場合が多いです。 またOVNI, Jeudi TOKYO、フランスニュースダイジェスト、といった日本人向けの情報誌の中にPetits Annonces の借家情報があります。
学生の場合、学校の生協のAnnonceなどに学生向けの物件の情報を見つけることができます。 あと学生の場合家捜しの援助団体などもあり年会費を払って登録すると自分のニーズにあった物件を紹介してくれます。 またアメリカンチャーチ(EGLISE Americaine)の掲示板での物件情報。 (英語圏の人の情報が多いので英語でのコミュニケーションが可能な場合が多い)
またパリでは毎週木曜日発行のDE PARTICULIER A PARTICULIERという不動産の雑誌で捜すこともできます。 めぼしい物件はあっという間になくなってしまうので早さが勝負です。これはというものは電話をして、大家さんと連絡、見学の予約をとりましょう。いいと思ったらいくつでも連絡をとるべきでしょう。 またLE MONDE という新聞にも不動産の情報特集がありますがこれも早さが勝負です。
不動産屋を通して捜す方法もあります。 (収入の有無などを聞かれたり、保証人が必要であったりと外国人にとってはなかなか厳しい条件があったりもして決して簡単ではないともいえますが。)不動産屋を通す場合、手数料は家賃の一月分が目安です。
借りる際敷金は大抵家賃の3カ月分が相場です。 住宅総合保険の加入は義務ですのでこちらの手続きも忘れずに。 管理費に含まれるものをチェックETAT DE LIEU(アパートを借りる際、引き払う際に行うアパートの現状チェック)
・壁、床の傷、汚れのチェック(家具がある場合は家具も)。 ・電気はきちんと使えるか ・水回りはきちんとしているか
大家とお互いにしっかりとチェックしましょう(必要と思えば写真をとっておくというのもトラブルをさける一つの方法です) アパートを引き払う際にも同じ作業が行われ、異常があった場合は借り手の責任となり敷金から必要費をを引かれる、または費用の請求をされる場合もあります。
アパートの異常があった場合にそれをお管理するのは大家であり、直す義務もあります。 問題を発見した場合は大家に相談しましょう。 注意 フランスでは1月1日に住んでいた人は住宅税を払う義務があります大家が払う場合もありますが大抵は住んでいる個人に通知が来ます。驚かないように。
しかしながら 日本人がおとなしいのをいいことに、、、敷金を返してもらえなかったりということもあります。 契約の際に不明な点はすべて文書にしてもらい必ずサインをしてもらっておくといいでしょう。 細かいぞというようなこともチェックしておくと後々の問題を防ぐことにもつながります。