日本からノートパソコンを持っていかれる方が多いかと思われますが、あまり頻繁に使用する予定のない方やドイツ語に自信のない方は、日本ですでに契約されているプロバイダーの海外ローミングサービスを利用される方法があります。ドイツでインターネット接続するために必要なものは、アナログモデム、無線LANカードです。
しかし現地での仕事探しや、情報収集、日本の家族や友人とのメールのやり取りなどの為に使用時間が長くなる方の場合は海外ローミングサービスは割高になると思いますので、ドイツに来てからドイツのプロバイダー契約と契約する事がお薦めです。
現在ドイツでのインターネット使用には、DSL(家庭の電話回線を使用して、高速デジタル回線を行なう)やISDN(同時に二つの電話回線が使用できる)と呼ばれる通信システムが主流です。
T-onlineのDSLサービスのインターネット使用放題で、週末市外電話無料などのサービスも付いて、月額60ユーロほどから利用することができますが、1年以上からの契約となっていることが多い、つまり、一度契約すると1年間は契約を取り消すことが出来ないので注意が必要です。
ベルリンで主流なのは、T-onlineですが、最近ではプロバイダービジネス競争が激しく、AliceやArcorと呼ばれるプロバイダー提供会社も大変お得なタリフを提供していて、勧誘の電話が多いようです。AliceやArcorでの契約料金はT-onlineよりも少し格安のようですが、海外から日本に格安で電話する場合に使用するコール・バイ・コール方式の使用できる番号に制限があることがあります。