語学学校は多く分けて、3つに分類することが出来ます。 General English型 総合的に英語力をつけようという学校です。多くの学校が午前中は一般英語(General English)で、文法、作文や単語などの勉強をし、午後からスピーキング、リスニングなどの授業となっていたり、またはTOEFLやTOEIC等の選択科目になっていたりします。 キャリアプログラム型 一般英語とは一線を画し、ビジネス英語、インターンシップ、TOEFL・TOEIC等を専門的に勉強するプログラムを実施している語学学校です。ですからGeneral English型の学校よりも英語力が要求されます。多くの学校は中級以上のレベル(語学研修を3ヶ月以上した程度の力)を要求します。またインターンシップのプログラムを実施している学校では、カナダの会社での実習を積むことも出来ますが、その際の語学力はTOEFLで言えば550以上はないと受け入れてもらえません。 Conversation重視型 とにかく英語をしゃべる事に重点を置いている学校です。読み書きするだけでは上達しない会話を、徹底的に磨いていきます。多くの学校は少人数制で、学生が積極的に参加して日本人が苦手とするカンバセーションを克服していきます。
少人数とは 最少が1名ですが、こうしたプライベートレッスン的な学校は実際にはありません。ほとんどのクラスで授業を受ける最少は平均して9〜10名と考えて下さい。多くの学校は14名程度です(最大20名といった特殊な学校もあります)が、少人数制を保証している学校も中にはありますので、パンフレットなどをよく確認してみてください。 日本人が少ないとは カナダのどこの田舎町の語学学校に行っても日本人がいます。多くの学校が30%ルールを適応しています。つまり1つの国籍を全生徒数の30%以内に抑える、ということです。 しかしこれは1クラスのことを意味するのではありません。ですからレベルの低い方のクラスになると10人中5人が日本人ということもありえます。最低限しっかり国籍の限度を設定している所を選んで下さい。いい学校、有名な学校には日本人はいるものです。日本人がいようがいまいが勉強する人の姿勢しだいです。積極的に英語を話すことが必要です。 会話力がつく学校とは 物事を話すとき、単語を知らないとそのことの表現や説明が出来ません。会話が苦手な人はほとんどの場合ボキャブラリー不足だと言えるのではないでしょうか。どれだけの時間を単語の勉強に使っているかによって会話力の上達の度合いが異なってきます。根気の要る勉強ですからなおざりになりがちですが、しっかりやって下さい。もちろん文法も必要です。大学入試のような穴埋め問題ではなく、話をする上で必要となるルールは最低限身につけてほしいものです。このような理由から会話力を伸ばすには、ボキャブラリーの授業や文法の授業をしっかりとカリキュラムの中に取り入れている学校を選ばれるといいと思います。 これ以外に、話す機会を多く取り入れている所はやはり会話力が伸びると思います。英語を話すという自分自身の壁をまず取り払い、間違えても話そうとする気持ちがまず大切だと思います。失敗しない人は成功もしないので、恥ずかしがらずに前進あるのみですよ! アクティビティについて 学校によっては、放課後のアクティビティが充実しているところも多くあります。格安で色々なところへ行けるツアーなどもありますし、世界中から来た、他のクラスの生徒などともふれあう良い機会です。積極的に参加されてみてはいかがでしょうか?
特に「先生」がその学校の評価を決定的にします。「いい学校」には「いい先生」がいます。ただ残念ながら「できの悪い先生」もいるのも事実です。もしそういった出来の悪い先生にあたったら直ぐに学校に知らせるべきでしょう。「いい学校」は必ず対応してくれます。