◆口座の種類 口座には、Savings AccountとChequing Accountがあります。まず多くの方がChequing Account を開設します。 Chequing Account ではその名の通り、チェック(小切手)を使うことの出来る口座です。こちらでは、家賃や光熱費の支払いなどに小切手を使用する事が多く、Chequing Account を持つことは、こちらで生活をする上では必須です。Chequing Account を開設すると、自分の名前、住所の入った小切手をもらえます。無くなればまた銀行に頼んで作ってもらえます(有料の場合もありますし、種類もたくさんあります)。 Savings Accountにも色々種類がありますが、主にまとまった現金をセーブしておくことに多く使われる口座です。口座の種類によっては出し入れ自由だったり、最低預け入れ金額が決まっていたりしますので、各銀行にお問い合わせください。 ワーキングホリデーや留学といった短期滞在ではあまり利用することは無いかもしれませんが、カナダでは日本に比べてまだまだ金利が高いので、大金を口座に眠らせておくよりは、term depositという定期預金に短期間でも預け入れするとお得だと思います。これも各銀行により商品がいろいろありますので、各銀行にお問い合わせください。
◆口座の維持料 日本と違って口座を開けておくのにも維持料がかかります。そして、デビットカードを使うたびにもお金がかかります。ただ、口座に常時いくら以上入れておくと維持料やデビッドカード使用料が無料になったり、小切手が無料発行されたりします。これは各銀行で決まっていますので、各銀行にお問い合わせください。
◆送金 開設した口座へ日本からの送金は簡単です。カナダでの銀行名、口座番号と支店名、支店番号などが日本から送金するときに必要になります。日本のどの銀行からも出来ますが、都市銀行の方が素早く対応できます。送る金額に関係なくどの銀行もほぼ5000円程度の手数料がかかります。早ければ3日で来ます。1週間も見ておけば大丈夫です。
◆口座を閉じる 開けた銀行に行って閉鎖手続きを取って下さい。TDカナダトラストの場合は電話での対応もしてくれます。人よってケースが異なる場合がありますので、確認をお取り下さい。ケースによっては、閉鎖手続きをしたからと言ってすぐに全ての作業が終わらない場合がありますので、時間の余裕を持って手続きすることをお勧めします。
◆公共料金の口座引き落としは必要か? 日本では当たり前に利用されている公共料金の銀行口座よりの自動引き落としですが、銀行にハイドロや電話料金などの請求書を持っていけば手続きをしてくれます。ただし引越しするたびにいちいち面倒な手続きが必要ですので、1年間定住しないのでしたらするメリットはあまりありません。