A.カナダのワーキングホリデー・プログラムでは、申請の前に、カナダの就職先から内定をもらってはいけないことになっています。
入国後の就職先は、Working in Canada/カナダ国内における就労のサイト(英語)で調べることができます。
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永住権について 1<概略>

※この記事は2007年8月現在のものです。現在は制度が変更になっていますので参考程度にご覧ください。
前回まではビザに関した説明でしたが、これをご覧の皆様の中にはともかくカナダが好きでたまらない何とか永住をしたいという方が少なくないと思われます。そこで、ビザ編は少し中止して、カナダ永住権の話を始めたいと思います。 今回は、まず最初ですから、具体的な話に入る前に永住権取得に関する概略説明から始めたいと思います。カナダは移民の国です。私の住むTORONTO市は今や移民から成るマイノリティー(少数民族)が2年後にはマジョリティーになると予想されているほどです。要するに10人のうち5人以上は英語が第一言語ではなく、英語以外に母国語を持つ人達だと言う事になります。トロントが移民にとって世界的に見ても最も住みやすい場所の理由の一つです。 移民(親移住者)でいる事に違和感を覚えず、マイノリティーの悲哀を味わわないという事です。だからといって別にトロントやバンクーバーでないと駄目かというと勿論そんな事は有りません。むしろ最近は逆にそれ以外の都市に機会を求め永住希望者が広まってきている事を感じます。 モントリオール、ハリファック、ウイニぺグ、エドモントンなどの都市から、当社宛てに日本人からの問い合わせが実際に最近増えてきています。 カナダは経済の維持のみならず国の存続そのものを移民に頼っていますから、永住権の取得はアメリカよりも容易と言えます。条件さえ満足すれば一定期間内で確実に取得出来ると思って頂いて良いでしょう。カナダの永住者希望者は、全員、基本的な入国条件を満たしている事が要求されます。健康状態や犯罪歴等です。これ以外に、多くの場合は点数審査が適用されます。この目的はカナダでの経済自立の可能性、生活適応が中心と思ってください。ですから経済的な面でスポンサーがいる場合、例えば家族クラスでは点数査定の対象にはなりません。 家族クラスとはカナダ市民、或いは永住権保持者が自分の家族を呼び寄せる場合です。条件はスポンサー自身の経済力(但し配偶者、扶養義務の有る子供をスポンサーする場合を除く)と呼び寄せる家族メンバーとの血縁関係の程度(親族としての距離)、そしてスポンサーを受ける側の家族がカナダ入国不適格者で無い事等が大きな要素です。スポンサーとしての資格にはこれ以外にも、19歳以上で有る事、過去にスポンサーとしての義務不履行経験が無い事、申請時点、又その後カナダに居住している事等です。以上の条件を満足すれば永住権は与えられます。 必要な条件をそれぞれ簡単に説明すると、スポンサーとしての経済力は配偶者、子供をスポンサーするとき以外は最低必要収入(Low Income Cut Off)を満足する事が必要です。スポンサーする、出来る家族が増えるほど高額が要求されます。原則として過去12ヶ月の収入証明が必要です。呼び寄せる事が出来る家族範囲は配偶者、婚約者、扶養義務の有る19歳以下の未婚の子供又は19歳の時から継続して経済援助を受けているフルタイムの学生、又は19歳未満で結婚した子供。配偶者、婚約者の19歳未満の子供、父母、祖父母。19歳以下で未婚の親の居ない兄弟、姉妹、甥、姪、孫。19歳以下の未婚の養子。 もし、上記のような該当者がカナダ市民、永住者、或いはそれらの候補者として居ない場合は血縁関係に関係無く、一人の親族をスポンサーできます。 |
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