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緊急 「W32/Aliz」ウイルス対策 01/20/2002更新

'peace' のみの本文、
'whatever.exe'という添付ファイル、
のメールを受け取ったことはありませんか?

これは最近蔓延している「W32/Aliz」というコンピュータウイルスで、主にWindows32ビット環境(Windows95.98.ME.NT.2000)で動作します。
ワーホリネットでは最近お客様からの「ウイルスメール」を大量に受け取った為、救急対策としてコンピューターウイルスを駆除、予防するページを作成しました。

どういうウイルスなの?

動作すると
  • ウイルスが動作していることに気づきません。
  • 感染ではなく、「W32/Aliz」ウイルス付きのメールを開いたときに、活動するウイルスです。
  • 気づかずに、友達にウイルスを添付してメールを送信します(友達も感染してしまいます)。
  • アドレス帳に登録されている全てのアドレス宛にウイルスを添付したメールを送信します。メールを送ったことには気づきません。
  • このウイルスは、ウイルスメール送信の動作を起こしますが、システムの環境設定等の改変はしません。


対象となるコンピュータは?

このウイルスは、Windows上で動作するウイルスです。以下のバージョンのマイクロソフト社の InternetExplorer と Outlook/OutlookExpress を使用しているWindows パーソナルコンピュータ:

  • Internet Explorer 5.01
  • Internet Explorer 5.5
  • Internet Explorer 5.01 SP1
  • Internet Explorer 5.5 SP1

SPとはService Packの略でソフトの最新更新のことです。



Macintosh MacOSは?

このウイルスは、Windows上で動作するウイルスです。Apple社の Macintosh MacOS パーソナルコンピュータでは動作しません。
しかし、ウイルスメールをそのまま Windows にユーザー転送した場合、転送先のWindows ユーザーが被害に遭います。ウイルスと思われるメールは削除してください。
また、MacOS 上で Soft Windows (仮想 Windows OSソフト)を起動している場合は MacOS でも動作します。



InternetExplorerのバージョンはどうやったらわかるの?

InternetExplorerを起動し、メニューバーから [ヘルプ] - [バージョン情報] で
バージョンの先頭数字が5.5のときはInternet Explorer 5.5、5.01のときはInternet Explorer 5.01です。
また、更新バージョンが0のときは更新されていない初期のバージョン、SP1のときはService Pack 1に更新されているバージョンです。


InternetExplorer、Outlook/OutlookExpressを使用してませんが・・。

InternetExplorer、Outlook/OutlookExpress以外は対象にはなりません。
しかし、ウイルスメールは開かずに削除するようにしましょう。


どんな形式のメールなの?

◆ メールの送信者 :

パターン1: よく知った人。知人。友人。

パターン2:

以前メールをもらったことのある人。もしくはあなたのメールアドレスをアドレス帳に保存している人。

◆ メールの件名 :

・件名:以下の5つのグループからそれぞれランダムに選択された文字列が組み合わさったもの
    例)Fw: Nice pictures to see hehe ;-)
      Interesting stuff here !

1.Fw:、Fw: Re:
2.Cool、Nice、Hot、some、Funny、weird、funky、great、Interesting、many
3.website、site、pics、urls、pictures、stuff、mp3s、shit、music、info
4.to check、for you、i found、to see、here、- check it
5.!!、!、:-)、?!、hehe ;-)

◆ メールの本文 :

peace

◆ 添付ファイル名 :

whatever.exe

◆ 例) :





どうしたら活動するの?

Outlookではメールを開いただけで、OutlookExpress ではプレビューしただけでウイルスが動作してしまいます。
下記のような警告メッセージがでたら[キャンセル]しましょう。




感染しますか?

感染はしません。
このウイルスは、ウイルスメール送信の動作を起こしますが、感染(システムの環境設定等の改変)はしません。
「W32/Aliz」ウイルス付きのメールを開いたときに、活動するウイルスです。


ウイルスが動作しないようにするための緊急措置は?

今後すぐに動作しないようにOutlook/OutlookExpressの設定を変えます。あくまでも緊急措置で完全ではありません。
OutlookExpressを起動し、ローカルフォルダを選択して、メニューバーから [表示] - [レイアウト] で「ウインドウのレイアウトのプロパティ」ダイアログボックスを表示し、「プレビューウィンドウを表示する」のチェックを外してプレビューウィンドウが表示されないようにしてから、メールを削除してください。

あやしい件名のメールを開かないこと。


駆除、修復方法は?

メールごと添付ファイル(whatever.exe)を削除することにより対処できます。
ただし、削除しようとしてウイルスメールを選択するとウイルスがまた動作する可能性がありますので、下記の参考手順にしたがって修復してください。
  1. インターネット接続を遮断する。(コードを抜いてください)
    これで、Alizが動作してもメール送信が防げます。
  2. 当該メール(ファイル)を削除する。
  3. 再起動する。
  4. 最新のワクチンソフトで検査を行い、駆除が出来たことを確認する。
  5. 今後、ウイルスメールをもらっても活動しないように以下の予防策をとります。



予防策は?

ブラウザ(InternetExplorer)にパッチを適用する。(又はバージョンアップする):

パッチの適用方法については、マイクロソフト社のサイトでご確認ください。
マイクロソフト社 「ホームユーザー向けセキュリティ対策 早わかりガイド

あるいは最新の InternetExplorer 6.0をインストールする。
(注: 必ず、Outlook Expressを含む標準構成以上でセットアップしましょう。)








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