家の近所で開くのが何かと便利です。まずは最寄りの銀行へ行って、電話でももちろんOK。銀行口座を開きたいということを伝えランデヴ−(予約)をとりましょう。 (その時に口座を開く時に必要な書類は何か聞くと教えてくれます。銀行によって少々異なることもあるので確認のために必ず聞きましょう)
郵便局は銀行よりも書類の面で面倒:開設が困難、という話をよく聞きます。 ただ、日本からの送金の口座(全く送金のためののみ、日本にもそのための口座を開いている場合、の口座) は開設は面倒ではないし送金手数料が銀行よりも安い。
Compte cheques(利子はつかない)普通口座。 カードやCheque (小切手)を使うための口座。現金の預け入れ引き出しは自由。 またカードを使っての現金の引き出しはATMという機械で24h引き出し可能です。
Compte d'epargne利子のつく預金口座。 これは最も一般的な預金口座で預け入れ引き出しはわりと自由。 ただしカードやCheque (小切手)は使えない。その他一定期間引き出さないでおくと利子がお得な預金口座など色々あります。
《注意》 暗証番号 銀行から暗証番号が郵送で送られてきます。日本のように自分では決めることは出来ません。 手数料 カードの種類、銀行によって他銀行でキャッシングをした場合手数料をとられます。口座開設時に確認しましょう。 使用料 こちらの銀行はカードの使用料というものがあります。口座の種類カードの種類によってこの金額が異なります。(ヴィザ付かどうか、カード補償内容による) 限度額 カードの種類によりますが一週間単位で引きだせる金額が決まっています。 明細書 日本のように銀行通帳というものはありません。毎月銀行から一ヵ月の利用明細書が送られてきます。大切に保管しておきましょう。 RIB 明細書の左上にRIBといわれる銀行口座番号等個人情報の記入された部分があります。自動引き落とし時の口座確認のために必要です。 保険 盗難時、紛失時の補償内容が異なります。担当者に相談するとよい。
日本と違いカード社会。ほとんどのお店での買い物にカードを利用できますし、 ATMでの現金の引き出しが手数料無しで可能です(例外あり)。 また多額の現金を持ち歩くことはおそわれる危険率が高いので避けた方がよい。
銀行の支店によっては解約時に残高をその場で清算してくれないところもあるので注意しましょう。 その理由は国際送金にかかる割高な手数料を銀行が徴収したいためです(同じ銀行でも支店によって対応が異なります)。 このような支店は、「残高を全て日本の口座に送金するから日本の銀行の名前と口座名を教えてくれ、これは当支店の決まりだから仕方がない。」と、 日本人が無知である事をいいことに国際送金を強要し、その場で残高を支払らおうとしません。日本に口座が無い場合は、友人や家族や親類の口座を教える羽目になります。(もっとも、高額現金の引き出しは事前に予約が必要なので、残高が高額の場合はすぐその場で現金をもらうわけにいきませんが。)
ですから、当面の生活費を期待し、日本と同じように解約時に残高現金がもらえると思って行くととんでもないことになります。 残高の扱いについてちゃんと契約時に説明を受けてしっかり覚えておきましょう。 もし国際送金の話をされたら、解約する前に、引き出せるだけの現金は全部引き出してしまいましょう。 ちなみに残高が25ユーロくらいの時は解約手数料と相殺してくれます。
くれぐれも解約時には自分の口座に残高が無いように、「全額引き出して」から解約にのぞみましょう。