住居が決まれば次に必要なのは電話です。「ドイツテレコム」の経営するT-PUNKTに行きます。必要な物はパスポートと住民登録票です。
お店では必要書類に住所や、銀行口座番号などを書き込み、配線工事の日時を決めるだけで終わります。前に住んでいた人の名前を聞かれることもありますので、事前に大家さんから聞いておくと良いでしょう。同時に電話機を購入してもいいでしょうが、後日、街の電気屋で買っても問題はありません。長期でない滞在の場合はレンタル電話を申し込んだ方がいいかもしれません。
配線工事ですが、普通、12時から15時の間というように3時間毎の余裕を見て予約が組まれます。工事は数分で終わる簡単なものです。配線工事だけは無料ですが電話機の接続は別料金になるので自分でしましょう。
請求書は月末に郵送されてきます。請求書に通話記録(電話番号の明細)を掲載したり、電話帳に番号を載せるサービスは事前にT-PUNKTで申し込みが必要です。
ドイツで(ハンディー)Handyと呼ばれる携帯電話。携帯電話使用の際には通常2年以上の長期契約型(Vertrag)とプリペイド契約(Prepaid)が出来ますが、短期滞在者ワーホリメーカーは通常プリペイド契約を選択することになるかと思います。 携帯電話は購入しなくてはいけないのですが、古いタイプのものであれば、30ユーロほどから購入できます。
プリペイド契約の場合は、携帯電話の他に、SIMカルテと呼ばれるものが必要で、そのチップを携帯電話に挿入することによって使用可能になります。また、SIMカルテにも10ユーロ分の通話分がついていることが多いのですが、残高がなくなってきたときには、プリペイドカードを購入し、カードに書いてある番号を入力して、チャージします。プリペイドカードは駅などに、自動販売機があるほか、ドラックストアーやスーパーでも購入できます。携帯電話からEメールはできないのですが、SMSと呼ばれるメッセージを送受信することができ、Mailboxと呼ばれるいわゆる留守番電話機能もついています。
ドイツにある携帯電話会社は、e-plus, Vodafone、T−mobile、O2,BASE、debitelと呼ばれる各社があります。O2では、O2 LOOPと呼ばれるものが、プリペイド式のものとなり、携帯は79ユーロから、SIMカードは20ユーロからとなっています。また、BASEでは、オンラインでのみ1年間契約も出来ます。e-plusでは携帯が49ユーロから、SIMカードは20ユーロとなっています。