ステップ2:本契約 借りる側、貸す側の双方の希望が一致すれば本契約を結ぶ事になります。通常は取り扱いの不動産屋で行われます。契約書には英語がビッシリ、書いてある事は日本の場合と変わらないと思いますが、しっかり理解しておく必要があります。不安な方は、信頼出来る知人に一緒に行ってもらいましょう。とくに、その物件だけに適用される項目には注意して下さい。庭やプールの管理、家具付きの場合は家具の扱いなども書かれていますので、わからない場合はなんでも質問した方が後々困らずにすみます。全部OKであれば契約書にサインし、必ず自分のコピー用の契約書をもらい大事に保管しておきましょう。 契約書には物件の状態をチェックするリストがついています。これは物件及び付属品の状態を不動産屋側、借り手側が各自チェックするもので、契約後1週間以内に行い、提出します。例えば、ベッドルームのカーペットにシミがあったら、「シミあり」と記入したり、壁紙が破れていたり、釘の跡があったらその旨を明確に記入します。この作業はとても重要で「これぐらいのシミならいいか」などと思っていると、退去する時にカーペットのクリーニング代を取られる事があります。これら修繕費の実費は、契約時に払った保証金から差し引かれます。一番確実なのは写真を撮って2部現像し、1部を契約書の物件状態チェックリストと一緒に提出、1部をコピーとして保管しておくという方法。これだと誤解もないし、家主も文句がつけられないでしょう。
ステップ3:契約時に必要となるお金(保証金、2週間分の家賃、契約手続き料) 契約時には保証金(ボンド)が必要で、家賃の4週間分(家具付きの場合は、6週間分)というのが一般的です。このお金は退去時に返却されますが、その際、保証金を納めた事を証明する領収書(保証金支払い後郵送されてくる)が必ず必要となりますので大切に保管しておいて下さい。それから上記で触れた様に、自分が住んだことにより部屋が傷ついて修繕が必要だった場合は、修繕費が保証金から差し引かれます。 この他、契約時に大抵、最初の2週間分の家賃を請求されます。家賃は日本と違ってほとんど週単位で金額を決めることになります。契約後、家賃は、2週間か4週間分を前払いするというのが一般的です。それから契約手続き料を不動産に支払わなければなりません($20‐25)。
ステップ4:鍵をもらう 最後に必要なカギをもらって契約が、完了します。
トラブルをあげればきりがないでしょうが、いろいろな国の人達やオージーと友達になれるいいチャンスです。英語も上手になるし、いろいろ教えてもらえる事も多いと思います。人生の貴重な経験となるかどうかは、全て貴方次第。前向きに明るくいろいろ話し合って生活してみましょう。