カナダにおけるCOVID-19の最新情報 (7) <br>Latest information (7) of COVID-19 in CANADA | ワーキングホリデー通信
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カナダにおけるCOVID-19の最新情報 (7)
Latest information (7) of COVID-19 in CANADA


【写真:先日散歩に行った湖がある林.
人が少なく,空気も澄んでいて,
良い気分転換になりました!】
早いもので8月もついに終わりですね.カナダ西海岸はここ2週間ほどで一気に気温が下がり,昼間は上がっても23℃くらいで朝晩はすっかり冷え込むようになりました.今年は用心して何処にも行かなかったので,先週末は自宅の庭でキャンプをしたりしてみました.意外と楽しくてクセになりそうです.


さて,前回から一ヶ月が過ぎたカナダの現在のCOVID-19感染者.死者数は以下の通りです(2020年8月30日現在).






患者数は先月比でケベック州は2,753人増,オンタリオ州は2,746人増,アルバータ州は2,633人増,ブリティッシュ.コロンビア州(以下BC州)は1,855人増となりました.まだ依然,感染者数が多いものの,ケベック州とオンタリオ州は先月の増加数から1000人単位で感染者数が減少しています.アルバータ州は先月の増加数に比べ100人ほど減少となりました.
特筆すべきはBC州で,先月の増加数(694人)の3倍近くとなる1,855人の新たな感染がこの一か月間で確認されました.BC州では8月に入って更に規制が緩和され,開放的になった多くの人々がマスク.消毒等をせず,コロナ以前の振る舞いをした事が原因と思われます.



3月半ばに出された非常事態宣言から5ヶ月が経過しました.先述しました通り,私が住むBC州は8月に5ヶ月間で最大の感染者数を出す事態となりました.そんな中で話題となっているのが『9月からの学校再開問題』です.現在は夏休中で,9月10日から学校が再開される予定なのですが,学校は保護者にとても短い猶予で『子供を学校に戻すか』『オンライン授業を自宅で受けるか』の選択を迫っています.学校としては学校に戻る子供たちの数を把握するために必要な事だと分かっているのですが,考慮する期間が短い上に,学区によっては「一度オンラインを選択した生徒は,如何なる状況に変化しても,1年間は学校へ戻れない」と言っている事に,その学区の多くの保護者が混乱している状況です.
バンクーバー市とリッチモンド市が「オンライン→学校復帰可」というフレキシブルな対応をする事に決定しましたが,BC州最大の学区となるサレー市がまだ最新の発表を行っていない為,それに続くであろうその他の学区と併せて動向が注目されているところです.


それ以外では,感染者の増加に伴い,カナダの入国規制が9月30日まで延長される事が決定しました.観光旅行目的でのカナダへの入国は引き続き不可となります.
また,海外からカナダに戻るカナダ市民とカナダ移民は帰国後14日間の自主隔離措置が行われます.ここに来て,最大の感染者数を出しているBC州.これがピークである事を願うばかりです.




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2020/09/01(火) Saori
No.6638 (カナダ)

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