![]() 【写真:「入国手続きオンラインサービス」の サイトのHP画面】 |
7月初旬に日本に一時帰国してきました.
今回は新型コロナウイルスの抗原検査なども必須ではなかったため,通常の帰国でした.
ちなみにニューカッスル空港に朝の4時半に到着しましたが,7月初旬にも関わらず空港はかなりの人手でにぎわっており,日本への乗り継ぎ先であるヒースロー空港も,色々なゲートやセキュリティ検査で長蛇の列になっていました.
先の記事『夏のヒースロー空港でストライキ?!』でストライキについては書きましたが,もしかしたらストライキを見越しての移動が増えてきているのかもしれません.
さて,今回はPCR検査の提出などはなかったものの,日本入国に際してやってみたものがあります.それは『入国手続きオンラインサービス』です.
「入国審査」と「税関申告」の手続きがウェブ上で可能になるので,入国がスムーズになるとのことでした.
名前や生年月日,パスポート番号は当然ですが,滞在先や税関申告まですべてをオンラインで提出することができます.すべて回答が終わると,QRコードが作成されます.実際の利用の流れは下記の参照サイトから動画で閲覧でき「入国手続きをワンストップ化!」とありますが,実際のところは,まだそうは甘くありませんでした.
私は子供と帰国したのですが,まず検疫を通過し,入国審査をします.
そのあとで,携帯を取り出しQRコードを出します.(羽田空港では,この入国サービスの利用推進のためか,かなりのスタッフの方が声掛けをしてくださっています)
そして専用機器でパスポートとコードを読み取るのですが,問題は子供でした.カメラが機器の上の方にあるのですが,いまいち難しく,認識されるまでに時間がかかりました.そして預けに持つを取り,オンラインサービスに登録した人専用レーンに誘導されるのですが,結局そこでも,何を出したらいいのかわかりづらく,かなりの人が戸惑っている状態でした.
今後,このシステムが浸透してきたらスムーズに当然なると思いますが,夏場の入国はまだまだ紙に記入して入国した方が早いかもしれないと言う印象です.
海外の人がこちらのサービスを使うと,免税店で提示できるQRコードを取得できたり,ビザ情報を取得し提示したりできるようです.
今後は様々なところがペーパーレスになってくると思うので,慣れるためにもひとまず情報を確認してみることをお勧めします.
『入国手続きオンラインサービス』(公式)
https://vjw-lp.digital.go.jp/ja/