ドローン騒動と風邪でフライトキャンセル! 〜 イギリスワーキングホリデー | ワーキングホリデー通信
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ドローン騒動と風邪でフライトキャンセル! 〜 イギリスワーキングホリデー

【写真:美しい景色で心身をお清め スイスにて】

1月もすでに半ば.みなさんはクリスマス,そして年明けをどのように過ごされたでしょうか.

私が書いた昨年最後のエントリーは『風邪と戦う年末』.その中で恒例となっている冬のスイス休暇を延期したことも少し言及しましたが,その後も病状は回復するどころか悪化したのです!
抗生物質を飲んで喉の痛みは劇的に減ったのですが,痰は増え,熱はまた39度に.睡眠もままならず,かかりつけ医に電話連絡したところ「すでに抗生物質も処方されているし,おそらくウイルス性の風邪も併発したのでしょう」と言う見解で,直接予約は取れず,市販薬『パラセタモール』または『イブプロフェン』で様子見に.私は延期したフライト日にも回復せず,出発せざるを得ない事情があった夫だけガトウィック空港に向かいました.


しかし…ゲートに到着したものの,まさかのまたドローン関連でキャンセルに!ドローンが起こした騒動は,日本でもニュースになったと思います.夫があたったのはドローン飛行が発覚した19日ではなく,一度空港の滑走路が開けられたあとの,21日,2回目の閉鎖のときでした.私の予定フライトも,その2度目の閉鎖でキャンセル対象となり,easyjetから自動的にフライト料金が戻ってきました.



ちなみに,私は保険に入っていたので,病気によるキャンセルと言うことで保険手続きを考えていました.そのためかかりつけ医にレターを頼んでいたのですが,『レター書きかかりつけ医の仕事ではない』とのことで20ポンド!(*これはGPによって設定金額が違うようです)ただ,受付の人が親切にも保険の請求にいるのだと察してくれたおかげで,「保険の場合は保険会社の書類に書きます.それは無料ですよ」と教えてくれました.



【写真:青空と雪化粧したアルプスの山々】

参考までですが,私が入った保険は1年契約の英国在住対象者の旅行保険です.これは保険料月10ポンド以下で,かつ日本旅行でもカバーされるものでした.よくある比較サイトから好みの条件で検索できます.

冬のこの時期は,楽しみな休暇ではありますが,風邪も増えます.まさに「備えあって憂いなし」.保険の手続きについても,今までは無縁だったのですが,年齢も重ね,色々知っておく必要があるなと痛感しました.

咳もほぼなくなり,スイスでなんとか美しい景色を見ながら新年は迎えたものの,帰ってきたブライトンはまだまだ寒さが続いています.油断することなく,春に向かって体力もつけていきたいと強く思うのでした.

(参考)
.NHS公式サイト
https://www.nhs.uk/common-health-questions/caring-carers-and-long-term-conditions/when-do-i-need-a-fit-note/
*NHSのGP(かかりつけ医)が書くレターでも,会社などで求められるFit Notes (拙訳:病気証明書)は無料です.
.BBC News参考記事『Why NHS doctors charge patients for letters』
.ガトウィック空港.ドローン関連の最新ニュース
BBC News参考記事『Gatwick drone chaos was ‘foreseeable' by experts says』
(拙訳:ガトウィック空港のドローン騒動は'予見できた'と専門家 )



2019/01/22(火) Muchiko
No.6446 (イギリス)

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