![]() 【写真:1片でも十分!】 |
今年は珍しく休暇取ることなく夏を終えたのですが,唯一期待していた週末も,特に夏らしい夏がないまま終わったように思います.
「暑い」と思うことはあってもその時は長く続かず,望みをかけていたIndian Summer(秋口頃に一時的に暖かくなる日)も来ないまま,すっかり秋に突入してしまいました.
気温のアップダウンに気をつけていたのですが,電車通勤で風邪引きではない人を避けるのは難しく,オフィスでも9月くらいから風邪が蔓延.ついに先日,初期症状である喉の痛みを発症しました.
これまでの私の記事では何度も市販風邪クスリ等をご紹介していたのですが,「クスリに頼らないで…」と思うきっかけがあり,何かいい方法でもないものかと同僚に聞いてみたところ,下記の方法がよいとの回答を得ました.
1.ニンニク1片をみじん切りにして,そのまま生で食べる.食べるときは食後など,胃に何か入っている状態で(さもないと胃を痛める可能性があるため).
2.寝る前にレモン丸ごと1個絞ったものにハチミツ(もちろん天然の)を入れて熱湯を注ぎ,冷める前に飲む.
![]() 【写真:風邪のときの強い味方】 |
日本でも生ニンニクの効用は知られているらしいのですが,私にとっては初耳.早速実践したところ,やはり臭いがひどく,水曜日に食べたため翌日がかなり心配になるほどでした.
でも,ハチミツ&レモンも飲んだおかげか,次の日には臭いも特になく,喉の痛みはかなり和らぎ,2日続けてやったところ,3日目には全快しました!
日本でもハチミツとレモンにショウガや大根を加えた初期の対策を始め,様々な自然(食事)療法がありますが,英国に住んでいると手に入らない日本の材料があることもあります.
このことを考えると,英国人のやっている方法を聞きながら自分の身体にあったものを見つけていくとよさそうです.ちなみに,スコットランドに住んでいたときは,GP(かかりつけ医)に『ウィスキーを飲んで寝れば治る』と言われたこともありましたが….所変わると様々な人々の知恵が生きています.
皆さんも風邪の引き始めと感じたら,ぜひ一度試してみてください.
下記は市販薬に関する過去の記事(参考まで)
.「寝」イースター〜もしもの時の市販薬〜
.イギリスのクスリで風邪対策
.風邪の初期症状に