![]() 【写真:今回は三隻が停泊中】 |
世界各地で40℃超えの熱波となっていますが,幸運にも私が住むカナダ西海岸地方にはまだ熱波の予報は出ていません.それでも25℃を超えると(湿気が無い分)日差しが肌をチリチリと焼くような感覚を覚えます.
そんな日差しが痛く感じる7月第一週の週末,カナダ海軍が数日間にかけて開催していたフリート.デイ.イベントに行ってきました.今回はその時のリポートです.
まず『フリート.ウィーク/フリート.デイ』とは,海軍が基地/艦船を期間限定で一般公開催するイベントです.
![]() 【写真:私が見学したのは中央の フリゲート『レジャイナ』です.】 |
カナダではカナダ海軍の毎年の恒例イベントなのですが毎年同じ都市で開催されるのではなく,主に東海岸のハリファックスと西海岸のバンクーバーがローテーションでの開催地となっています.そして今年は西海岸のバンクーバーが開催地となり,カナダ建国記念日である7月1日から7月6日まで,ノース.バンクーバーのBurrard Dry Dock Pierにて開催されました.
![]() 【写真:館内入り口】 |
艦船内の見学ツアーやボート.ライドがあり,それらのチケットは全て無料.私も両方のチケットを取ろうと頑張りましたが,ボート.ライドの方はあっと言う間に定員に達してしまいました.でも艦船内ツアーのチケットは取れたので良しとします.
今回は三隻の艦船が停泊しており,私達が見学するのは中央のフリゲート『レジャイナ』.右側の艦船はメキシコの艦船だそうで,こちらも見学可能でしたがチケットが無かったので断念.左側の艦船は2022年に日本を訪れたフリゲート『バンクーバー』です.
チケットのQRコードを見せ,セキュリティ.チェックでバッグの中を確認後いざレジャイナ艦内へ.『レジャイナ』は1994年に就役したフリゲート.船特有のオイルの匂いがします.見学可能なルートの所々に海軍兵の方々がいらして,色々な説明をしてくれました.
![]() 【写真:海の向こうに見えるのは ダウンタウン.バンクーバー】 |
当然ですが見学ルートは決まっていて,一般人が入れる場所はごく僅か.
私達が見学できたのも主に甲板エリアの一部のみだったのですが,それでも普段は絶対に来る事はない場所に来れたのは貴重な体験だったと思います(更に無料でしたし).
レジャイナがいつか廃艦になった時に艦内の生活エリア等も観られるようになるんでしょうね.