歴史と文化の香るリヨン ルネッサンス期の古い街並を満喫<br> | ワーキングホリデー通信
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歴史と文化の香るリヨン ルネッサンス期の古い街並を満喫


【写真:ノートルダム.ド.フルヴィエール
教会から眺めるリヨン市街】

グルメな都市として,絹産業の街として,そして世界遺産に登録されたヴィュー.リヨン(Vieux-Lyon)と呼ばれるルネッサンス期の古い街並みの残る旧市街地区で名高いリヨンに初めて旅行に行きました.パリから南下,高速列車で2時間ほどでリヨンに着きます.

パリと比べるとコンパクトな街並みで,歴史と文化が香るとても美しい街にすぐに魅了されます.


まず丘の上の登山電車に乗って,リヨンの象徴とも言える丘の上にひときわ高く聳えるノートルダム.ド.フルヴィエール教会を訪ねました.




【写真:ノートルダム.ド.
フルヴィエール教会】

モザイクが散りばめられた内部はこれまでに見た教会とは異なり,とても煌びやかで圧巻です.

リヨンの街を一望出来る教会からの眺めはとても美しく,水平方向に2本の川が平行して流れているのが見えます.写真手前がソーヌ川,向こう側にローヌ川です.


旧市街やクロワルッス地区に多く見られる「トラブール」はリヨンの主要な観光スポットのひとつです.
トラブールとは建物と建物の間につくられた抜け道のことで,入口から入り,中庭を通って別の通りに出られます.





【写真:旧市街地にある抜け道
「トラブール」】

リヨン独自の通りで,歴史を感じさせるこれらの建物には昔の人たちの知恵が沢山詰まっています.

私もツアーに参加して幾つかのトラブールを通り抜けてみました.現代の建築でもトラブールは取り入れられているそうです.


さて,お腹が空いたらリヨン名物「ブション」と呼ばれるレストランで名物のパテ.アンクルートやクネル(白身魚のすり身をオーブンで焼いた料理)などを頂きます.
ブションと呼ばれるようになった理由は,その昔乗合馬車の馬をわらの束でこするということに由来するそうです.



【写真:リヨン名物「クネル」】

数多く存在するブションでどこに行くか迷ってしまいますが,一つの手掛かりになるのがブションの規格に値するお店に掲げられているラベルです.
人気のお店は予約がなかなか取れませんので事前に予約必須です.


個性がいっぱい詰まったリヨンの街を大満喫し,またより深くこの街を探検したいと思いつつ後にしました.



2025/06/17(火) Paris Eyez
No.7091 (フランス)

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