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春の南イングランド旅行(前編)〜カンタベリー,ウィンザー,そしてオックスフォードへ


【写真:中世の趣を残すカンタベリーの町.
学生さんがたくさんいました.】

すぐ行けそうな距離でありながら,新型コロナの影響もあり何年も訪れていなかった英国を旅しました.
ロンドン以外の南イングランドの町に滞在した,昨年春の旅行記を2回に分けてご紹介したいと思います.


まず最初の滞在地はカンタベリー.前回この町を訪れたのは2017年.街全体の雰囲気は全く変わっていなかったので「帰って来た」感がありました.

中世都市カンタベリーと聞いて,まず頭に浮かぶのがジェフリー.チョーサーの著作「カンタベリー物語」.チョーサーは1343年頃に生まれたロンドンの詩人です.




【写真:カンタベリーにある
カフェ「Tiny Tim's Tea room」は
ゴーストがでるそうです.
今回行く時間がなく残念! 】

この話に出て来る登場人物は,カンタベリー大聖堂まで巡礼に行く30人ほどの巡礼者たち(チョーサー本人も含む).巡礼の道中最も面白い話をした者は,皆から食事をおごってもらうと決め,一人ひとり話をしていくストーリーなのですが,話は24編で終わっています.これは執筆半ばでチョーサーが他界したため.

そんなカンタベリーのシンボル,カンタベリー大聖堂は英国で一番最初に建てられた教会ですが,1173年に火事で焼失し,1184年に再建されました.そして私が宿泊したのはこの大聖堂の敷地内!そのため大聖堂の立派なゲートが同時にホテルの入り口になっていて面白かったです.





【写真:外から見ても圧倒されるウィンザー城.】

翌朝カンタベリーに別れを告げ,目指すはオックスフォード.その前にウィンザーにも立ち寄ることにしました.
ウィンザー&イートンリバーサイド駅前から坂道を上がって行くと,左手にウィンザー城が見えてきました.時間があればウィンザー城を見学したかったのですが,ウィンザーに着いたのが昼過ぎ.時間が足りない上,当日券が33ポンドということで,諦めました(苦笑).


そこで代わりにウィンザー.ロイヤル駅に行ってみることに.ウィンザー.ロイヤル駅は,グレート.ウェスタン鉄道がウィンザーに開通した1851年に建設されたビクトリア様式の鉄道駅で,1997年に金融サービス会社が個々の敷地を購入,駅舎を改築.拡張してショッピングセンターになったそう.




【写真:ウィンザー.ロイヤル駅
ショッピングセンター.】

翌日はオックスフォードを訪れました.1日あれば主な観光スポットは全部まわれる,と考えていましたが甘すぎた.
あれも見たい,ここも行きたい!と欲張りになっていき,結局消化不良な観光となりましたが,それでも1日楽しく過ごせました.

有効的に町を周ろうと,主な観光スポットを巡る「ホップオン.ホップオフ.バス」を利用しました.歩かずオックスフォードの観光スポットが見られ,良かったです.興味のある観光スポットで途中下車したりできますしね!


そんなわけで後編に続きます――.


春の南イングランド旅行(後編)〜コッツウォルズでアフタヌーンティー体験,そしてバースへ



2025/04/22(火) Uisce
No.7069 (アイルランド)

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