ドイツのクリスマス商戦 サステイナブルやヴィーガンが目立つように<br> | ワーキングホリデー通信
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ドイツのクリスマス商戦 サステイナブルやヴィーガンが目立つように


【写真:シンプルなパッケージになった
シュトーレン商品】

今年も早いもので,もうあと1ヶ月ほどでクリスマス,そして年越しですね.
11月上旬ごろにはクリスマスを待つ期間として知られているアドヴェントやクリスマスホリデーにいただくお菓子として今では日本でも有名になったたくさんのシュトーレンが店頭に登場していました.

その中でも今年オーガニックショップを訪れた際に気がついたことは,シュトーレンが入ったパッケージが,カラーなしのデザインで再生紙入りのボックスに入っている商品を見て,かなりサステイナブルになったな,ということでした.




【写真:ベルリンのヴィーガン商品
専門スーパーにてヴィーガンの
クリスマスチョコシリーズ】

シュトーレンは高価なお菓子でもあるし,プレゼント用としても人気のため,サステイナブル意識の高い人が多いドイツでも,箱入り商品がまだまだ欠かせないようです.

また,クリスマス用のドイツ菓子代表でもあるレーベクーヘンもヴィーガン原材料を使用している商品やヴィーガンのサンタチョコがスーパーにも堂々と登場していました.以前からクリスマス前にも,ヴィーガンお菓子商品は店頭には並んでいましたが,目立つ位置に置かれていなかったと思うのですが,今年は店頭で堂々と紹介されている模様です.




【写真:スーパー店舗内.ヴィーガンの
チルド食品の専用冷蔵庫が登場】

今年に入ってから特に,レディーミール類,ハム類,チーズ類,冷凍食品やデザート,アイスなどもヴィーガン商品の種類がかなり増え,スーパーのヴィーガンコーナーのチルド冷蔵場所の面積も広がりました.食品だけでなくとも,トイレタリー商品でもヴィーガン表示が目立つようになりました.

普段ヴィーガンに意識をしていない人々も一度はヴィーガン商品を試したことがある人が多いように思えますし,ヴィーガンコーナーの前で商品を選んでいるお客さんは20代から30代の若年層が特に多い印象です.



そして,さらにベルリンには店舗面積は小さいのですが,ヴィーガン商品のみ(食品や飲料,スナック,洗剤など)を販売しているスーパーも登場しているくらいですので,来年はさらにヴィーガンの新商品が増えていくのかなと予想しています.



2024/11/26(火) まっちょ
No.7019 (ドイツ)

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