ルイ・ヴィトンと日本の繋がり Paris FRANCE<br> | ワーキングホリデー通信
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ルイ・ヴィトンと日本の繋がり Paris FRANCE


今夏オリンピック表彰式に携わったボランティアの方々のユニフォームのデザインやメダルの制作などを手がけたルイ・ヴィトンは,フランスを代表する歴史のあるブランドの一つです.
1854年の創業から5年後,パリ本社が手狭になり,首都パリから北西に数キロ離れたアニエール=シュル=セーヌに移転しました.セーヌ川が近かったこと,サンラザール駅までアクセスが良かったことがその理由だそうです





ここは創業者のアールヌーヴォー様式の邸宅と,当時から名の知れたトランク製造のアトリエなどを有し,160年以上経った今日でもルイ・ヴィトンのエスプリが残っています.

この建物の中にあるアトリエでは,職人の数を増やすことなく特注品を制作されたり,改装された「La Galerie(ラ・ギャルリー)」では期間限定で貴重なコレクションを見ることが出来ます.





今回は2回目の訪問でしたが,初めて邸宅を見ることが出来ました.アールヌーヴォー様式の邸宅には,当時から残されているもの,当時の様子を彷仏させるテイストの装飾,そして何よりも素晴らしい庭園に魅了されました.






ご存知の方もいるかもしれませんが,ルイ・ヴィトンのロゴは,日本の刀の鍔(ツバ)からインスピレーションを受けています.
そのことはここの特別展示品からも見受けら,日本との縁が深いのが感じられます.また,展示されているトランクの中に,日本をよく旅した旅行者の持っていたものがあり,富士屋ホテルなど,日本各地のホテルのステッカーが貼ってあるのが見受けられ,何だか嬉しくなりました.



2024/10/08(火) Paris Eyez
No.7008 (フランス)

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