![]() 【写真:ヴィンテージとモダンの融合 Spazio Digu店. 】 |
ファッションの街ミラノは,また家具やインテリアの中心地といっても過言ではないでしょう.
その証拠に,毎年春に開催される国際家具見本市ミラノ.サローネは,世界最大規模のデザインの展覧会として世界中に名を馳せています.
そんなミラノには,有名デザイナーのインテリア.ショップだけではなく,1950年代〜60年代のヴィンテージ家具やオブジェを扱うショップも数多くあるのです.
それらショップのオーナーたちの哲学は「何も捨てない」ということで,上質なモノを修復.再利用し,常に環境に敏感です.つまり時代を先取りしているショップなのです.
今回はミラノの逸品を発掘できるヴィンテージ.ショップをご紹介します.
1; チッタ.ストゥーディ地区にある「Spazio Digu」は,ヴィンテージとモダンの両方を備えたアイテムが揃っています.
ソファーやベンチなどの家具もありますが,店内の棚を埋める胸像やその他ファンタジーが凝縮されたようなオブジェが印象的です.
Via Giovanni Paisiello 28, Milano
![]() 【写真:食器類が豊富なヴィンテージ店 Mercatino Scalo Merci.】 |
2; 中央駅の近くにあるMercatino Scalo Merciは建物の地下にあります.
ガラスのテーブル,ヴィンテージの食器類,ボヘミアン.クリスタルガラス,ジュエリーやハンドバッグなど,1950年代から2000年ぐらいまでの興味深いアイテムが展示販売されていて,時間を忘れてしまいそうなほどワクワクするショップです.
食器やグラス類がお好きな方はきっと気に入るはず!
Via Domenico Scarlatti, 30, Milano
![]() 【写真:入口からセンスの良さが光る Atelier Bellinzona. 】 |
3; イゾラ地区にあるAtelier Bellinzonaは,フランス風のヴィンテージ家具やオブジェが豊富です.ここは入口から期待が高まる感じで,ちょっと隠れ家のように奥まったところにあります.
掘り出し物を見つける楽しみもさることながら,ここはインテリアの参考になりそうな,どこを切り取ってもセンスの良い空間が広がっていて,本当に素敵なショップです.
Via Farini 29, Milano
![]() 【写真:多様性が売りのショップ Penelope Interni. 】 |
4; リソルジメント地区にあるPenelope Interniは,ミラノのヴィンテージ家具ショップの名店としての一番有名かもしれません.
1950年代から80年代までの家具,鏡,絵画,ランプ,ガラス,陶器,クリスタルなど,多様性に富んでいるのが特徴です.オブジェもカルト的な物もあれば,キッチュな物,ポップな物となんでもあります.
価格が少し高めですが,この世界観がお好きな方にはたまらないショップだと思います.
Via Macedonio Melloni 6, Milano