パリに雪が降る 銀世界の美しい風景 | ワーキングホリデー通信
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パリに雪が降る 銀世界の美しい風景

比較的穏やかな気候が続いた12月,1月初旬でしたが,1月中旬はフランス全土に渡り寒波に見舞われました.

雪が数日に渡って舞い,私の住むパリ郊外も一面銀世界に.

白い雪の絨毯に太陽の光が反射してなんとも美しい非日常の光景が私たちを楽しませてくれました.パリジャンたちは雪に慣れていません.

積もるほどの雪が降ったのはいつでしょうか.




雪が降ると交通は大混乱.車道が凍結してとても危険です.車道は皆用心のためノロノロ運転,公共の交通機関の一部は外を走るので一部で運休,運行されたメトロなどには車での通勤を避ける人が殺到,メトロは人が溢れていました.

天気予報で凍結注意報が流れると,メトロや車道には滑り止めのため塩が撒かれます.在宅勤務も推奨していました.



ところで,以前にパリ19区にあるカナル運河の表面に氷が張っているのを見たことがありますが,昔セーヌ河が凍ったことがあったのはご存知でしょうか.

氷点下10度の気温が3日続くと凍るようで,写真の1868年の1月,1776年,1783年,1789年,他の年にもセーヌ河が凍ったことはあったようです.
氷上でスケートが出来そうで何だかワクワクしてしまいそうですが,とても危険です.
今回は氷点下4度くらいまで下がりましたが,大昔の寒波には敵いません.それでも頭がジーンとする寒さが沁みました.
皆帽子を深く被ってゆっくり歩いているのが印象的でした.



1868年の1月,凍結したセーヌ河の写真,
La Seine gelée 記事参考
https://www.histoires-de-paris.fr/seine-gelee/





2024/01/30(火) Paris Eyez
No.6955 (フランス)

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