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年の瀬に水漏れ! 排水口が詰まるイングランド


【写真:水回りのメンテは大事!(イメージ画像)】

年の瀬ですね.イングランドでは,少し前には雪が積もって寒い日が続いていましたが,今ではすっかり通常運転(雨ばかり…)になっています.

さて,タイトルにもありますが,本日のトピックは水漏れです.
イギリスではフラットに住んでいると結構ある問題で,以前ブライトンに住んでいるときや,ロンドンで働いているときなども,しょっちゅう「水漏れ」が近隣トラブルの原因になっていました.

私は水に関するトラブルを回避すべく,日ごろからシャワーの後には「Shower Squeegee」という名でも売られているT字型のワイパーで水滴を落とし,パッキンは乾拭き(Mold:カビを避けるため)などを徹底し,キッチンのシンクはごみは当然取り除き,1か月〜1か月半に1度は「unblocker」などのリキッドを使ったメンテナンスをしていました.


しかし,11月末からキッチンシンクの水流れが滞るようになり,どうして臭い!ひとまず「plunger(吸引器)」を購入し,1人奮闘していました.が…どうしてもうまく吸引できず,夫の助けで思いっきり吸引しました.その直後,階下の隣人が扉を叩き,「何してるの!!!水漏れしてる!」と言ってきました.

隣人に謝り,状況を確認.すぐさま不動産会社に連絡を入れたところ,「水」「ガス」「電気」などは優先順位が高く,(それでも翌日ですが)業者の方が来てくれました.
階下の住人は仕事でいなかったために,何かあってもアクセスできないこと,吸引すると水漏れするようであることを言いましたが,そこはイギリス.業者さんはためらうことなくひとまず吸引をし,外のマンホールから時折水があふれていることも伝えると,古い配管が使われているフラットなどで時々あるから,私たちの責任ではない可能性もあるとのことでした.


結果から言うと,もう一人別の業者さんが来て,マンホールと家を繋ぐ配管の部分を吸引だけしたところ,問題なく水が通るようになり,臭さも解決です!
秋の時期は落ち葉が多く,イギリスは基本的に落ち葉はそのままなので,よく道路の排水口も詰まっています.「落ち葉を一人ひとりが片付ければ,水が流せるようになれば,ローマ時代の舗装のブリックが浮くことや,水があふれるようなことはなくなるだろうな」と思いますが,落ちた紅葉を楽しむのもイギリス流.自然のものは,そのままなくなるまで…ということらしいです.

みなさんも,日ごろのからの水道のケアはもちろんですが,フラットに住んでいる場合は,近隣住人とのコミュニケーションも「念のため」に備えてしっかりとっておくことがおすすめです!



末筆ですが,筆者の友人はクリスマス当日,家に帰ったらひどい水漏れ(原因はタンク式だったので,そのタンクからの水漏れ)で消防が来ており,家にも入れずホテルに泊まった…という人を知っています!備えあって憂いなし.
来年もすぐそこですが,大掃除と合わせて,生活のあらゆる側面を見直してみるのもよいかもしれません.

今年1年も大変お世話になりました.皆さんが素晴らしい年末.年始を迎えることができますよう,心よりお祈り申し上げます!



2023/12/26(火) Muchiko
No.6946 (イギリス)

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