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日本にいる時は特に節目の歳を盛大に祝うことを意識しませんでしたが,ﾌﾗﾝｽに来て以来,ﾌﾗﾝｽ人にとっては節目の歳のお祝いはとても重要であることを感じる機会が多くなりました.

先日40歳を迎える友人と,50歳を迎える友人の誕生日のお祝いに行く機会がありましたが,いづれにおいてもｱｲﾃﾞｨｱ満載のﾊﾟｰﾃｨｰが企画されていて,とても感心しました.
それぞれ時間と労力をかけて準備したことが感じられる盛大な料理のおもてなしに加えて,一つはﾀﾞﾝｽﾌﾛｱが設けられ,みんな朝方までﾀﾞﾝｽを踊って満喫しました.
一方はｶﾗｵｹが用意され,ﾌﾟﾛのﾋﾟｱﾆｽﾄが招かれて彼女の演奏に合わせてﾌﾗﾝｽ語,英語,ｽﾍﾟｲﾝ語の曲を休むことなく歌い続けました.

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ﾊﾞｰｽﾃﾞｰを迎える友人の生まれた歳をﾃｰﾏに掲げて,ﾌｧｯｼｮﾝや音楽もそれにちなんだｽﾀｲﾙにするというところも素敵なｱｲﾃﾞｨｱです.
深夜12時頃にろうそくが灯されたｹｰｷが用意され,お礼のｽﾋﾟｰﾁがあります.このﾀｲﾐﾝｸﾞで各自が用意したﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄを手渡すのが慣例です.
最近は出席者に事前にﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄの提案がなされ,寄付をみんなから募りまとまった金額を集めて旅行などを贈るという贈り物も増えてきました.

ﾓﾉが溢れる昨今で,経験をﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄするというのはすごく良いｱｲﾃﾞｨｱだと思います.
ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄを受け取った友人は自分の行きたい所に旅行出来るので嬉しいですよね.とにかく歳を重ねても遊び心を忘れないところは私も見習いたいなと思うところです.