アイルランドの古城ホテルは"ゴーストホテル"多し? <br> | ワーキングホリデー通信
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アイルランドの古城ホテルは"ゴーストホテル"多し?


【写真:古城ホテルは長い歴史を持つところが
多いようです(画像はイメージ).

アイルランドで宿泊をする,となるとまず一番にB&Bを思い浮かべる方が多いと思います.
私も星の数ほどのB&Bに宿泊し,色々な人たちと出会い,情報を教えてもらったりして,アイルランドの暖かいホスピタリティをいつも感じていました.

しかしアイルランドはやはりヨーロッパ,歴史あり,高級感あふれる古城ホテルやマナーハウスホテルも結構あり,一度そういうところへ泊まってみたいなあ,と思うことも.

そこで,そんな「古城の女王気分」を味わえる古城ホテルへ泊まれる日を夢見つつ(!),興味本位でアイルランド内のクラシックホテルを検索していくうち,あることに気がつきました.

それは"いわくつき"の古城ホテルがけっこうあること(怖).


歴史がある古い建物がホテルになっているのですから,もちろんそれまで色々な出来事,事件もあったでしょうし,ましてや古城やマナーハウスであれば,もっとどろどろしたことが起きていたり,何なら地下牢や拷問部屋もあるような城もあったでしょう.

そう考えると,彷徨える魂に会えるホテルというのも当然なのだろう,と思いますが,日本ではあまり良い意味で"ゴースト"を謳う(宣伝する)宿泊施設の話を聞かないので(座敷童が出る宿以外),ところ変われば…なのかな,と思いました.



例えばダブリンにあるシェルボーンホテル(The Shelbourne).
ダブリン.シティの中心,セント.スティーブンス.グリーン公園にある5つ星ホテルで,建物はエレガント,クチコミも高評価なホテルですが,200年の歴史あるこの老舗ホテルにはメリー.マスターズと呼ばれる,悪戯好きな少女の霊がよく目撃されているそう.

夜中にこの少女の霊が叫ぶ声や,ベッドの足元に気配を感じたという宿泊客の証言があるとか,さらにはホテル内の廊下でメリーの姿を見てしまった人もいるのだとか…….

また,上記のシェルボーンホテルのあるダブリン.シティの北部,ダブリン郊外にあるクロンターフ(Clontarf)という町にも,ホーンテッドホテルがあります.
こちらはインスタ映えしそうな古城ホテルで,その名もクロンターフキャッスルホテル(Clontarf Castle Hotel).

このホテルがあるクロンターフの町は,その昔アイルランドを統治していた上王ブライアン.ボルーが,バイキングと戦った地で有名なのですが,そのバイキングの霊がホテルに出没し,ホテルの部屋の電話やテレビ,シャワーなどをつけたり消したりするとか,しないとか.本当だったら怖すぎます――.


このように,思いがけず古城ホテルだけではなく,ゴーストホテルまでたくさん見つけてしまった私ですが,興味のある方は,特別な機会などに是非一泊してみてはいかがでしょうか.



2023/08/15(火) Uisce
No.6918 (アイルランド)

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