![]() 【写真:街の控えめなイルミネーションの様子】 |
この記事を読まれている頃はドイツはクリスマス祭日の後になりますが,12月24日午後2時ごろから26日まではほぼ全てのお店は閉店となり,静かに自宅で家族とともにクリスマスを過ごす人が多く,街は一斉に静かになります.
さて,伝統的なクリスマスイベントの一つでもあるクリスマスマーケット.
ベルリン市内にも様々なタイプのクリスマスマーケットが毎年登場します.
自宅近くに開催しているクリスマスマーケットは,今の時代には欠かせないPR的なタイトルを提示した「環境に優しい」と名乗るコンセプトのクリスマスマーケットで,今年はここ数年コロナ禍で開催していなかったマーケットに久々に訪れてみました.
そのマーケットには日本人の方が出店しているたこ焼き屋さん,ポルトガルのお菓子,イタリアトスカーナのオリーブオイル,焼き栗,ホットワイン,ベルリンのアーチストの絵画作品販売のお店などが並んでいました.
ちなみに,ドイツで生まれ育った私の子供達にとってのクリスマスマーケットで必ず食べたいクリスマスの甘いものは,アーモンドに溶かした砂糖やカラメルをかけたアーモンドのお菓子のようで,クリスマスマーケットで買うのが恒例のようです.
![]() 【写真:スタンダードなドイツっぽい クリスマスマーケットのお菓子屋さん】 |
そして,スタンダードなマーケットというと,写真のような山小屋っぽい南ドイツっぽい感じのドイツ料理レストランが設置されていたり,クッキーやリンゴあめ,ローストしたアーモンドカラメルが売っているお菓子ショップやホットワインのお店が出店しています.
毎年ほぼ同じ種類のお店が出店されていて,飽きないのかなと思いますが,日本の夏祭りのような毎年同じお店が出店されてる感覚と思えば理解できます.
![]() 【写真:クリスマスマーケットにある ドイツレストラン小屋】 |
社会人が仕事帰りに外でクリスマスマーケットに集まってホットワインを飲む光景は,典型的なドイツのクリスマス前のアドヴェント期間によく見られます.
このクリスマスイブの1週間前くらい,12月中旬くらいは仕事も仕上げ時期で忙しいのですが,そんな中でも仕事終業後に会社(またはレストランで)でワインを飲みながらパーティーしたりも恒例のイベント.
ここ数年はコロナ禍の影響でそういったイベントは全てキャンセルされていましたが,コロナ感染者の重症化が減少したため,今年からまた再開したようです.一般的には,クリスマス休暇前の,いわゆる忘年会的な会社単位でのパーティーというと,レストランやバーで,またはオフィスで朝食をとるミニイベントが開催されることがほとんどです.
![]() 【写真:環境に優しいクリスマスマーケット】 |
また,ベルリンの学校ではクリスマスイブの数日前から休暇に入りますが,(今年は23日から1月2日までクリスマス休暇)クリスマス休暇前の最後の1週間は,クラスで朝食を一緒にとるイベントがあったり,クラス単位で映画館やコンサートに出かけたりという,課外授業や休講の授業も多くなったりします.