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ムダをなくそう. Food Lossの取り組み フランス


食料品の廃棄を減らそうと言う動きはここ数年でパリでは定着し,スーパー,デパートなどの食料品店ではその取り組みが以前に比べてより積極的になってきたように感じます.
消費期限が迫った食品は30から50パーセント割引になっているのをよく見かけます.

そうした中,まだまだ手頃とは言えない有機栽培の野菜や果物で,形の悪いものや少し傷の入った商品をフランス各地から集め,毎週袋一杯詰めて野菜や果物を安価で届けてくれるサービスがあります.




私も最近利用し始めたのですが,このお得感たっぷりのサービスは,毎週袋に何が入ってるのかな,とワクワクします.

今週は写真の通り,茄子やクルジェットなどの季節の野菜に加え,メロンやアプリコットなどの果物たちが色とりどりに詰められていました.
えんどう豆や皮付きのクルミなども入っていて,普段自分ではまず買わない野菜や果物が入っているのも嬉しいサプライズです.



毎週5日前くらいに来週の袋に入ってくる野菜,果物が通知されるので,それを見てからオーダーを確定,キャンセルすることができる点は利用しやすいです.レシピの提案もしてくれるので,使い慣れていない野菜や果物の料理のしかたの参考になります.


こんなに袋いっぱい入ってなんとたった15ユーロ.実に嬉しい限りです.これで少しは農家の方々の廃棄を防ぐことができると思うと,なんだかとっても得した気分になります.今後もこういった動きが広がるといいなと思います.



2022/06/21(火) Paris Eyez
No.6824 (フランス)

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