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オミクロンとブースター接種と今後の新型コロナ証明 アイルランド


【写真:近い未来,ブースター接種を終えていないと,
パブやレストランへも行けなくなる?】

明けましておめでとうございます.そしてコロナ禍もはや3年目となりました(泣).

今年こそは新型コロナも収束して,日本へ帰国したり他の国へ遊びに行くことが容易になってもらいたいものですが,現実はといえば,クリスマス休みの間にオミクロン株が広がり,その影響でアイルランドや日本,そして全世界で感染者数の爆発的感染拡大が起きています.

その一方で,良いニュースも.
それは,今までアイルランドに入国する時に必要だった陰性証明が,ワクチン接種済みであれば不要となったこと.陰性証明を義務としていた背景には,昨年末から出てきた変異種のオミクロン株の警戒があったのですが,現在アイルランドにおける新規感染は,95%がこのオミクロン.というわけで,陰性証明をしても時遅し,ということなのでしょう.


ただし,ワクチン未接種者に対しては,今後も72時間以内の陰性証明が入国前に必要だそうです.

さらに,現在のホットトピックの一つがブースター(追加接種).アイルランドは,前回のワクチン接種の時もそうでしたが,ブースター接種に関しても意欲的な人が多い(笑).ブースターは前回のワクチン接種(ヤンセンは1回,ファイザーやモデルナなどは2回)から3か月が経っていれば,追加接種を受けてOK.
日本では8カ月間隔を空けることが原則で,今後6か月に前倒しするか否か,なんて議論をしている最中であることを考えると,アイルランドのワクチン接種に関する決定や行動はとても素早いなあ,と思います.


さて,ここで一つ注意することが.
来たる2022年2月1日からは,もし前回の接種から9カ月以上が経過していると,新型コロナ証明(Covid Certificate)が無効になってしまいます.それまでに追加接種を受けておいてね!ということだと思いますが,それまでにブースターを打てば,新型コロナ証明もアップデートされて,有効のままでいられるとのこと.


このルールは今後EU圏全域でも適用されるそうなので,アイルランドと他のEU圏の国々の間を行き来する場合は,特に留意しておく必要があります.国外の出入国だけではなく,近い将来パブやレストランといった飲食店へ入店する時も,ブースター接種が必須なんて話も今出てきているので,「2回目の接種からまだ9カ月経ってないし,まだまだ大丈夫!」と油断していると,門前払いを食らうかも?!ご自分の新型コロナ証明のチェックも怠りなく!



2022/01/11(火) Uisce
No.6785 (アイルランド)

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