【写真:薄っすら雪化粧】

新型ｺﾛﾅｳｲﾙｽがまたも流行ってきていたところに,ｵﾐｸﾛﾝ株と言う,新たな型が出始めてきて,ｸﾘｽﾏｽの行事や旅程なども変更せざるを得ない人が増えてきました.

ｵﾐｸﾛﾝ株と言う名が出る前の先月末,少し早いｸﾘｽﾏｽ気分を味わってきました.場所はﾆｭｰｶｯｽﾙから東へ少し行ったNorth Shield(ﾉｰｽ.ｼｰﾙﾄﾞ)と呼ばれるところにあるｽﾃｨｰﾌﾞﾝｿﾝ鉄道です.英国全土に数ある保存鉄道のひとつです.

冬の間は閉館するのですが,ｻﾝﾀ(ｴﾙﾌ)ｲﾍﾞﾝﾄと年末の特別ｲﾍﾞﾝﾄは運行しており,特にｻﾝﾀｸﾛｰｽのｲﾍﾞﾝﾄについては週末のみ運行のため,10月くらいから予約をしておかないとすぐに完売になってしまいます.

【写真:ｽﾃｨｰﾌﾞﾝｿﾝ鉄道博物館内】

当日はﾆｭｰｶｯｽﾙの近郊では積雪があり,雪化粧した線路は青空と相まって,とても趣がありました.乗車前に,ﾁｹｯﾄを持った人は併設の博物館内で待っていたのですが,ｴﾙﾌたちが子供たちを和ませてくれたり,ｸﾘｽﾏｽﾂﾘｰなどのﾃﾞｺﾚｰｼｮﾝをした電車と記念撮影したりと,とにかく雰囲気が楽しいものでした!

乗車してから片道3.2ｷﾛの旅はｱｯという間ですが,その間にも,各車両に乗ったｴﾙﾌがｸｲｽﾞを出してくれたり,みなでｸﾘｽﾏｽの歌を歌ったりと,夢を見ているような,いつもと違う世界が味わうことができました.

残念ながら今年のｸﾘｽﾏｽｲﾍﾞﾝﾄは完売しており,また保存鉄道は12月のｲﾍﾞﾝﾄを終えると2月の終わり頃まで一時閉鎖となります.春になると,また色々なｲﾍﾞﾝﾄがあるので,興味のあるかたは(ｽﾃｨｰﾌﾞﾝｿﾝ鉄道ではなくても)最寄りの保存鉄道を調べてみてください!鉄道好きではなくても,蒸気や汽笛の音を聞いて揺られているだけでも,とても気持ちの良いものです.

末筆になりましたが,来年も日々の生活の中で少しでも明るい話題を見つけて皆さんに提供できたらと思います.笑う門には福来る!そして笑えばきっと免疫も上がることでしょう!2022年も皆様のご多幸とご健康を願っています.

Stephenson Railway
https://stephensonsteamrailway.org.uk/