
先日,10歳になる友人のお子さんのキリスト教の儀式,Communion(コミュニオン,初聖体拝領式)に招待して頂きました.コミュニオンは,生後数ヶ月後に行われる洗礼に続いて行われる儀式で,物心がついて,自分の意思でキリスト教徒になる決心をするものです.
パリ中心部,レアル(Les Halles) にある歴史的なサントゥスタッシュ教会にて行われたセレモニーは,厳かな雰囲気であると同時に,コロナ禍を経てようやく実施出来たこともあり,喜びに溢れた温かい雰囲気に包まれました.白い衣装を見に纏った子供たちは,とても可愛らしく,少し緊張した面持ちで式に臨んでいました.

近い家族や友人らが集まったコミュニオンは,教会の神父様やオルガン奏者,歌手がテンポ良く式を進行します.見事な教会オルガンの教会全体に響き渡る音色を心地よく感じながら,参列者の方々は馴染みの聖歌を歌い,神父様からパンを口に入れてもらいます.はじめて式に参加した私は,何とも神秘的な雰囲気を感じました.
その後は,レストランに移って夜遅くまでパーティーが続きます.
代母,代父の挨拶を皮切りにお祝いムードで盛り上がりました.実に貴重な体験でした.