日常を取り戻しつつあるパリ フランス<br> | ワーキングホリデー通信
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日常を取り戻しつつあるパリ フランス


【写真:いまだに比較的静かな観光地の
メッカ,モンマルトルの丘.】

コロナ禍が以前として予断を許さない状況が世界で続いています.
比較的改善傾向にあるフランスでは,コロナ禍で行動が制限された反動でコンサート,美術展,展示会,そして新学期ということもあり,パーティーなどの開催が相次いでいます.パスサニテールが導入されたとは言え,やはり以前のように人と直接顔を合わせたり,芸術を肌で感じる喜びに勝るものはありません.


出かけるたびに街の様子を観察し,以前とどう変わったのだろうと考えます.週末のレストランの入りを見ると,決して以前の水準に戻っているとは思えません.コロナ禍で在宅勤務が可能になり,より広いスペースを求めてパリ郊外に引っ越したパリジャンは多くいると聞きます.手軽なデリバリーも充実し,あえてレストランに頻繁に足を運ばなくなった人もいるでしょう.



【写真:マスクをせずにダンスを
楽しむ人々で溢れる,
セーヌ川沿いのバー.】

その一方で,セーヌ川にある船の上のバーは多くの人で溢れ,感染を恐れることなくマスクをせずにダンスを楽しんでいるのが印象的でした.パリの街では,以前より観光客を見かけるようになりましたが,以前ほどではありません.まだ自国に帰国する際の厳しい制限などがある限り,簡単に海外旅行,ともいかないのでしょう.


それでもなお不便なことには変わりありません.今年の冬を乗り越えたら,以前のような日常を取り戻せるでしょうか.



2021/10/05(火) Paris Eyez
No.6761 (フランス)

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